16thシングル「光の射す方へ」のカップリング曲。落ち着いた弾き語りソングで、味わい深さがある。ライブでは終盤に演奏されることもしばしば。
この記事の概要
- 「独り言」のみんなの評価は?
- 「独り言」とは一体どういう曲なのか?
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ミスチル/14thアルバム『B-SIDE』(DISC1)の9曲目「独り言」
そもそも「独り言」って?
16thシングル「光の射す方へ」のカップリング曲。
>>>再びマニアック路線に走ってしまったシングル!?「光の射す方へ」~歌詞の意味とは?【歌詞解釈】
落ち着いた弾き語りソングで、良い意味でも悪い意味でもカップリングらしい1曲だ。
良い意味としては、すごく味わい深いということ。
1回目よりも2回、2回よりも3回、というように聴けば聴くほどこの曲の良さがわかる。
悪い意味としては、コーラスの「独り言~」がまったく曲と合ってないこと。
カップリングだからやりたいように遊べることができるのだろうけど、さすがにこのコーラスはいらない(^_^;)。
収録アルバム『B-SIDE』のライナーノーツにもこのコーラスに関してメンバーが言及している。
桜井は当初メンバーにコーラスをやってもらうつもりだったが、メンバー達がこのコーラスに笑ってしまい出来なかったという(笑)。
結果的に桜井一人でコーラスを収録した。
今でも桜井はこのコーラスがあった方が良いと思っているらしいけど、絶対なかった方が良いと思う。
元々はイントロの前に喋りがあった!?
ちなみに、『B-SIDE』のライナーノーツにはこの曲に関して他にも面白いエピソードが語られている。
元々この曲にはイントロの前に喋りがあったという。
その喋りが「何チャラ全力投球、トウキュウ!」というもの(笑)。
こんな喋りで始まったら雰囲気がぶち壊れていたはずだ。
ひとこと
カップリングだからこそのエピソードだ笑
「独り言」のみんなの評価は?
ひとこと
秋の夜にしんみりと聴きたいかも
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ここからは管理人の「独り言」独自解釈!
【独り言/歌詞解釈①】盛り上がることなく歌い上げる
この曲はまさに終盤で登場する歌詞"独り言のような唄"だ。
とくに盛り上がることもなく歌い上げる。
サビがなく、曲の構成はまったく考慮していない。
桜井のありのままの心情を歌い上げるのだ。
私が特に印象に残った歌詞が2つあるので紹介したい。
まずは1つ目の印象に残った歌詞。
いつも笑っていたいんだけれども 時がそれを許しはしないだろう
しみじみと心に響く歌詞だ。
いつも笑っていることが出来る人生はない。
苦しいこともあるからこそ、笑えるときがより幸せに感じることができるのだ。
2つ目の印象に残った歌詞はこちら。
独り言のような唄だよ 君にだけに聞こえりゃいいんだよ
この曲に登場する"君"とはミスチルのファンのことだと思う。
まさに、この引用した歌詞なんて"君"=ファンと考えるとわかりやすくなる。
この曲はカップリングであり、ほとんどはミスチルファンしか聴くことはない。
だから、"君にだけに聞こえりゃいい"のだ。
ひとこと
THE・マニア向けの1曲!
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まとめ
ちなみにこの曲はライブではよく終盤に演奏される。
例えば、「Mr.Children CONCERT TOUR POPSAURUS 2001」では最後から2番目に演奏。
「Mr.Children FATHER&MOTHER 21周年ファンクラブツアー」では1番最後に演奏された。
やっぱりファンによりそった唄だからこそ終盤に演奏しているはず。
"独り言のような唄"だけれど、ファンにとってみればありがたい1曲だ。
ひとこと
心に染みるので心が疲れている人はぜひ
「独り言」の評価
5点満点中3点
何度聴いても、コーラスはいらないとつくづく思う(笑)