【ミスチル】元々は"違う曲"が収録されるはずだった！？「my confidence song」～歌詞の意味とは？【歌詞解釈】

5thシングル「innocent world」のカップリング曲。短めの弾き語りソングで、さらに社会風刺ソング。そのため歌詞が受け付けない人がいるかもしれにけれど、何気にキャッチーで聞きやすい。

ミスチル/14thアルバム『B-SIDE』(DISC1)の2曲目「my confidence song」

そもそも「my confidence song」って？

5thシングル「innocent world」のカップリング曲。

>>>元々は普通のラブソングになる予定だった！？「innocent world」～歌詞の意味とは？【歌詞解釈】

1分55秒というかなり短い演奏時間。

さらに、弾き語り調の社会風刺ソングなのであまり印象に残らない。

また、5thアルバム『深海』に収録されている「So Let's Get Truth」とすごい似ている。

>>>社会に対する静かな怒りが。。。「So Let's Get Truth」～歌詞の意味とは？【歌詞解釈】

さらに「So Let's Get Truth」の方が印象が強いので「my confidence song」がどうしても思い出せなくなる(笑)。

ちなみに、タイトルの"confidence"は色々な意味がある。

そのため、「my confidence song」の訳し方が難しい。

社会風刺ソングだということを考慮すると、"私の自信にあふれた歌"かな。

「花はどこへ行った」がカップリングになる予定だった

ちなみに、「my confidence song」は5thシングルのカップリングになる予定はなかった。

「花はどこへ行った」という曲がカップリングとして収録される予定だったのだ。

「花はどこへ行った」とはピート・シガーの「WHERE HAVE ALL THE FLOWERS GONE」の日本語カヴァー。

翻訳はギターの田原健一とプロデューサー小林武史。

「innocent world」のプロモーションカセット盤に「花はどこへ行った」は収録されている。

つまり、発売直前になって急遽ボツになったのだ。

ボツになった理由はいくつかあり、歌詞が原曲とかなりかけ離れてしまったからだとか、許可がおりなかったからなどでどれが本当かは不明。

そのため、「花はどこへ行った」は音源化されていないので聴くことがかなり困難だ。

「my confidence song」のみんなの評価は？

阿部さん

ミスチルはmy confidence songが かなり好き！！ 後はSo Let's Get Truthだな！ この2曲はマジで最高！！！

今日頭の中でずっとミスチルのmy confidence song が流れてる ちゃんと聴いてたのボレロくらいまでだったけど、mirrorとともに一、二を争うくらい好きな曲

田原さん

北野さん

ミスチルのイノセントワールドで思い出したけどカップリングのmy confidence songは名曲。おれあれが一番好きかもしれない。

ミスチルの一番の名曲はどこまで行っても結局my confidence songやと思ってる。

佐藤さん

山田さん

このギター一本で弾いている感じがすき。

ここからは管理人の「my confidence song」独自解釈！

【my confidence song/歌詞解釈①】マシンガンで撃たれたような傷

「my confidence song」は時の流れの残酷さ、そして秩序が歪んでしまったこの国への憤りを感じながらも、それでも"everywhere I'll go"(私はどこへでも突き進む)と自分を鼓舞する1曲。

まずは次の引用した歌詞を見てほしい。

マシンガンみたいに僕を責めて 愛しき人は去れど あどけない日の面影すがれば傷つくだけ

"マシンガン"という言葉がどこか戦争の過激さを連想させる。

しかし、この歌詞は愛する人との別れを描いている。

出会いがあれば別れがある。

悲しくて切ない別れというのは、マシンガンで心を撃たれたような気持ちにさせるのだ。

そして、別れてしまった人との日々を思い出すと傷つくだけ。

人間は楽しい思い出を忘れることはできない。

だから、思い出して傷つく。

それが人間なのかもしれない。

ただ、傷ついているだけではだめ。

"everywhere I'll go"(私はどこへでも突き進む)の精神があれば、思い出以上に楽しい日々が待っているのだ。

【my confidence song/歌詞解釈②】平和ボケした日本に対する皮肉

2番の歌詞では、日本に対する皮肉を歌っている。

平和ボケの日本。

そんな国で私たちは生まれ、そして死んでいく。

コーラスで"頼りないこの国"や"ゆがんでいく秩序"などといったネガティブな表現がでてくる。

平和すぎるがゆえに、日本は頼りなく、そして秩序が歪んでしまったのかもしれない。

まぁ、そんな国で生きているけれども"everywhere I'll go"(！)。

まとめ

社会風刺ソングなので、あまり好き好んで聴こうとは思わない。

ただ、とても短い演奏時間と何気にキャッチーな曲調が穏やかな気持ちにさせてくれる。

そのため、5thアルバム『深海』～7thアルバム『DISCOVERY』あたりで発表されていくハードロックな社会風刺ソングよりは全然聴きやすい。

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14thアルバム『B-SIDE』

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