収録アルバム『HOME』のオープニングを飾る爽やかな1曲。タイトルのとおり、目が覚めるような開放感がまさに朝に聴くとぴったり。目を覚ましたい人はぜひ。
この記事の概要
- 「Wake me up!」のみんなの評価は?
- 「Wake me up!」とは一体どういう曲なのか?
スポンサーリンク
ミスチル/13thアルバム『HOME』の2曲目「Wake me up!」
そもそも「Wake me up!」って?
Mr.Childrenが2007年3月14日に発売した13thアルバム『HOME』に収録されている。
『HOME』では1曲目が「叫び 祈り」というインストゥルメンタルなので、2曲目の「Wake me up!」が実質的なオープニングナンバーである。
ちなみに「叫び 祈り」は1分ぐらいのインストゥルメンタル。
10曲目の「ポケット カスタネット」のメロディーを使っており、桜井の叫び声が収録されている。
>>>予想を裏切る"急加速"!「ポケット カスタネット」~歌詞の意味とは?【歌詞解釈】
ありふれた日常の大切さを叫び、そして祈るのだ。
「Wake me up!」は"ありふれた日常を大切にしよう"というテーマを掲げた『HOME』らしい優しい1曲である。
また、タイトルの「Wake me up!」(目を覚まそう!)のとおり明るくて爽やかな曲調なので、朝に聴くとより最高だ。
ひとこと
いかにも『HOME』らしい1曲
「Wake me up!」のみんなの評価は?
ひとこと
やっぱり朝に聴きたい人が多い
スポンサーリンク
ここからは管理人の「Wake me up!」独自解釈!
【Wake me up!/歌詞解釈①】革命なんか起こらないけれど
1番の歌詞では1日の始まりを描いている。
明るい曲調のわりに、描かれている主人公の様子はすごくけだるくて眠たそうだ(笑)。
まあ、だからこそタイトルが「Wake me up!」なのかもしれない(^_^;)。
ありきたりの1日が始まる、そんな普通のことが幸せであり大切なのだ。
この曲の最後の歌詞を引用したので見てほしい。
革命は起きない ありきたりの日々を祈るように生きよう
この歌詞こそ、この曲もしくは収録アルバム『HOME』で最も伝えたいこと。
革命なんか起きないけれど、それで良い。
"ありきたり"こそ最も大切なのである。
1番の歌詞はまさにそんな"ありきたり"の1日の始まりを優しく、そして華やかに描いているのだ。
ひとこと
1日の始まりに感謝
【Wake me up!/歌詞解釈②】平凡だからこそ良い
2番の歌詞では平凡な自分自身を描いている。
「跳べ」にもどこか似た自虐的な歌詞も登場する(笑)。
>>>元々はアルバム1曲目だった!「跳べ」~歌詞の意味とは?【歌詞解釈】
次の引用した歌詞を見てほしい。
表彰台に登った記憶なんかない それで何不自由なく暮らしてきた
特別な才能なんかない、平凡中の平凡な主人公なのだ。
だけれども、平凡であるがゆえに不自由だったことはなかった。
つまり、平凡でも良い、強いて言うなら平凡だからこそ良いのだ。
ひとこと
平凡にコンプレックスを感じる必要は無いということか
スポンサーリンク
まとめ
この曲には歌詞中に"優しい海原"と"空虚な砂漠"という言葉が登場する。
この2つの言葉は真逆の意味だ。
まるで自分を包み込んでくれるような海原、そして何もかもを乾かす砂漠。
ありふれた日常を生きていく上で、"優しい海原"のように穏やかな1日もあれば"空虚な砂漠"のように疲れ果ててしまう1日もある。
そんな日を乗り越えて、今日も明日もありふれた日々を楽しんで生きていきたいと思わせられる1曲なのだ。
ひとこと
目を覚ましたい人はぜひ
「Wake me up!」の評価
5点満点中3.5点
良いモーニングソング