【ミスチル】予想を裏切る"急加速"！？「ポケット カスタネット」～歌詞の意味とは？【歌詞解釈】

ふわふわした曲調の不思議な1曲。ただ、後半からの急加速が何もかもを吹き飛ばすインパクト。個人的にはかなり好きな1曲だ。

ミスチル/13thアルバム『HOME』の10曲目「ポケット カスタネット」

そもそも「ポケット カスタネット」って？

Mr.Childrenが2007年3月14日に発売した13thアルバム『HOME』に収録されている。

『HOME』において、この曲から最後の曲「あんまり覚えてないや」までの5曲は全て演奏時間が5分を越える大作である。

5曲目「Another Story」からの中だるみ感を吹き飛ぶほどの名曲揃いだ。

この曲は1曲目のインストゥルメンタル「叫び 祈り」と同じメロディー。

そのため収録曲の中では特別感がある。

ふわふわとした不思議な曲調の1曲。

しかし、2番の終わりから曲調が急加速。

これはどこか『Q』に収録されている「CENTER OF UNIVERSE」に似ている。

>>>"急加速"がたまらない「CENTER OF UNIVERSE」～歌詞の意味とは？【歌詞解釈】

「優しいアルバムの収録曲だから、ふわふわしたまま終わるだろうなぁ」という想いを裏切るかのような急加速･･･最高である。

「ポケット カスタネット」のみんなの評価は？

山田さん

前半はシンプルに少ない音色で攻めて、後半から激しいギターのテクノ調に変貌。 編曲が少々玄人志向だが、メロディーだけは完全に売れ線。 もっとウケ狙いしてシングルにすれば、多分今頃ミスチルの代表曲の1つだったかも。

Salyuのコーラスがきれいな曲。最初はロマサガ２の詩人の歌みたい。 ただ冗長。終わりに向け徐々にスピードアップしていくんだけれども、それまでが長い。 後半は疾走感たっぷりのドラムが神がかっているが、そこまでいかんせん長い。

田原さん

木村さん

曲が進むごとに なにか大きなパルスの高まりを感じさせ唐突で重厚なブレイクをはさみ ひろがるのは無限の宇宙のような ダンスビート。特に そのビートにサビが被さった瞬間、 走馬灯にも似た郷愁で涙腺が崩壊。 名曲です。

エレクトロニカでアンビエントな前半は宗教的な響きも。一転、後半は疾走感溢れる展開に。 俺は素晴らしい構成だと思うが人によって好みが分かれそう。詞が素晴らしく個人的には名曲。

佐藤さん

北野さん

打込み主体の90年代っぽいポップスかと思っていると、1曲目のアイデアを繋げて展開を広げてくる。 結局バンドの地力で盛り上げきれずにシンセに頼りっぱなしに。 ドラムが頑張っているが、何故かこんな時に限ってベースがおとなしい。うーん…。

ここからは管理人の「ポケット カスタネット」独自解釈！

【ポケット カスタネット/歌詞解釈①】「ポケット カスタネット」の意味は？

タイトルの「ポケット カスタネット」の意味は1番のAメロBメロで分かる。

"君"という大切な人への愛情を、いつなんどきでも持ち歩いている（心に刻んでいる）。

その愛情はまるでポケットに納まるくらい小さいカスタネットのように、主人公の心と身体にリズムを与えてくれる。

つまり、ポケット カスタネット(愛情)というのは"人生を楽しくさせるとても便利なもの"なのだ。

次の引用した歌詞を見てほしい。

つないだ手が語りかける 声になる前の優しい言葉 裏表のない次元でゆっくりと今 呼吸している

大切な人が近くにいないときでも、主人公は愛情によってリズムを受けうきうきしていた。

もし、その大切な人が触れあうくらい近くにいたらどうなるのだろうか。

まさにこの歌詞では大切な人と触れあった主人公の様子が描かれている。

"裏表のない次元"とはどういう意味かまったくわからない(笑)。

まぁようするに、次元を越えるほどの喜びが生まれているのだ。

【ポケット カスタネット/歌詞解釈②】曲調の急加速が歌詞を吹き飛ばすほどのインパクト！！

2番の歌詞では、これからも大切な人を守っていきたいという主人公の願望が描かれている。

2番の歌詞は1番に比べると、あまりにも普通な歌詞。

しかし、2番の後から始まる曲の急加速がその普通さを補っている。

その急加速があまりにも印象的なので、歌詞なんてどうでもいい！って思ってしまう(笑)。

まとめ

この曲は恋人・友達・家族・その他もろもろ、大切な人がいるのならばぜひ聴いてみてほしい。

"愛情の素晴らしさ"がわかる1曲だ。

13thアルバム『HOME』

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