収録アルバム『IT'S A WONDERFUL WORLD』の中で最も暗い1曲。『IT'S A WONDERFUL WORLD』は明るい楽曲がほとんどなので、この曲の存在感は強い。また、この曲から次曲「LOVE はじめました」と立て続けに暗い曲が続く。
>>>暴力的で危険な1曲！？「LOVE はじめました」～歌詞の意味とは？【歌詞解釈】
明るいだけのアルバムじゃイヤだ！！というミスチルメンバーの思いが垣間見れる。
この記事の概要
- 「Bird Cage」のみんなの評価は？
- 「Bird Cage」とは一体どういう曲なのか？
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ミスチル/10thアルバム『IT'S A WONDERFUL WORLD』の8曲目「Bird Cage」
そもそも「Bird Cage」って？
Mr.Childrenが2002年5月10日に発売した10thアルバム『IT'S A WONDERFUL WORLD』に収録されている。
明るいポップアルバム『IT'S A WONDERFUL WORLD』の中で、この曲はかなり暗いので存在感がある。
マイナーな曲調のうえに、演奏時間が6分33秒と長いため、あまり聴く気になれない。
また、この曲から次曲「LOVE はじめました」はアルバムの中でも一際暗い。
>>>暴力的で危険な1曲！？「LOVE はじめました」～歌詞の意味とは？【歌詞解釈】
つまり、この曲と「LOVE はじめました」が収録されていることで、他の明るい曲がより明るく輝いている。
そういった点では、この2つの曲はアルバムの中の引き立て役である(笑)。
ひとこと
この曲はコアなファンじゃない限り、聴かなくていいような。。。
「Bird Cage」のみんなの評価は？
ひとこと
たしかに幻想的な雰囲気かも
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ここからは管理人の「Bird Cage」独自解釈！
【Bird Cage/歌詞解釈①】「Bird Cage」の意味とは？
タイトルの「Bird Cage」とは日本語で"鳥かご"という意味。
内容は恋愛を鳥かごという悪いイメージとして考えている主人公の物語ある。
恋人ができると色々な束縛が生まれてしまう。
「Bird Cage」とは、そんな恋のある意味悪い側面を的確にあらわしたタイトル名だ。
ひとこと
恋愛は良いことばかりじゃない
【Bird Cage/歌詞解釈②】冷めた2人が分かり合えることはただ1つ
1番の歌詞では、主人公と恋人の別れ際を描いている。
不穏な曲調が2人の崩れていく愛情をあらわしていて良いと思う。
次の引用した歌詞を見てほしい。
話し合ったって何一つ分かり合えないけど 終わりにするって答えだけは同じ
悲しい歌詞である。
分かり合えない2人だけれども、唯一分かり合えるのはお互いの冷めた愛情だけなのだ･･･。
ひとこと
悲しい。。。
【Bird Cage/歌詞解釈③】もしも狭い鳥篭に入っていたのなら
2番の歌詞では、主人公の"もしも～だったら"という妄想が描かれている。
その妄想というのが、もし2人が神さまによって"狭い鳥篭"に入れたとしたら、別れることもなく幸せな状態が続いていたのでは？というもの。
ここで重要なのが"狭い"である。
つまり、現実では主人公と恋人は広い鳥篭にいたということになる。
はたして狭い鳥篭と広い鳥篭の違いは何だろうか。
私の解釈としては、鳥篭の広さというのは束縛の強弱をあらわしているものと思っている。
主人公と恋人が現実に入っていた広い鳥篭は、お互いの束縛が弱い状態。
そのため、自分のことを本当に愛してくれているのかなぁ･･･？と思ってしまう。
だから、2人は冷めてしまい別れることになったのだ。
もし、束縛を強くしていたのなら愛は深まっていたのかもしれない。
ひとこと
束縛感がなかったから冷めてしまったのかも。。。
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まとめ
Cメロから大サビでは、それぞれ別々の道を歩くための覚悟が歌われる。
最後に、次の引用した歌詞を見てほしい。
明日から僕ら晴れて自由の身だ 鳥篭のドアはもう開いてるんだ
明日から独り身になる主人公、そして恋人。
なぜか分からないが、どこか希望に満ちあふれているようにも見えてしまうのが不思議だ(^_^;)。
この曲は単体で聴くよりもアルバム『IT'S A WONDERFUL WORLD』を通して聴いてほしい。
明るさの中にある暗闇を体感してみよう。
ひとこと
"ド"マイナーソングです！
「Bird Cage」の評価
５点満点中２点
もうちょっと短かったらよかった…