28thシングル「箒星」のカップリング曲。フェスで歌うために製作されたらしく、爽やかな雰囲気を感じることができる。ただあまり印象には残らない。
この記事の概要
- 「ほころび」のみんなの評価は?
- 「ほころび」とは一体どういう曲なのか?
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ミスチル/14thアルバム『B-SIDE』(DISC2)の7曲目「ほころび」
そもそも「ほころび」って?
28thシングル「箒星」のカップリング曲。
>>>"ある理由"で影が薄くなってしまったシングル!?「箒星」~歌詞の意味とは?【歌詞解釈】
A面「箒星」を収録した13thアルバム『HOME』の曲が出そろった後に製作された1曲。
>>>"優しさ"に特化した70分越えの大作!13thアルバム『HOME』【アルバムレビュー】
定期的に開催しているap bank fesで歌うために製作されており、桜井はフェスの風景を思い出しながらこの曲を作っていったらしい。
爽やかで、なおかつ3分3秒という短めの演奏時間なので気軽に聴ける。
特に2番から入るハープシコード(鍵盤付きの弦楽器の一種)の音色がすごく心地よい。
そんなにキャッチーではないけれど、爽やかさのある1曲だ。
ひとこと
初期の爽やかさとはまた違う
「ほころび」のみんなの評価は?
ひとこと
ほっと一息できる1曲だ
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ここからは管理人の「ほころび」独自解釈!
【ほころび/歌詞解釈①】「ほころび」の意味は?
タイトルの「ほころび」とは主人公の心に存在するものである。
そもそも「ほころび」という言葉は"緊張状態が解けること"を意味している。
主人公の心にもまさに、思い出すと緊張状態が解ける(つまり、優しい気持ちになる)記憶がある。
その記憶が別れた恋人と過ごした日々なのだ。
1番の冒頭の歌詞を引用したので見てほしい。
ほころんだ場所がこの胸にある 悲しみを跨いだ時 出来たのかな?
"悲しみを跨いだ時"というのは恋人と別れてしまった時のこと。
失恋は悲しみが付きまとう。
だけれども、主人公はもうその失恋の悲しみを乗り越えたのだ。
悲しみを越えることができたのなら、別れた恋人との想い出は主人公をほころばせるものになる。
ひとこと
失恋を乗り越えて。。。
【ほころび/歌詞解釈②】恋人と過ごした最高の時間
2番の歌詞では、別れた恋人との記憶を思い出している主人公の様子が描かれている。
また、2番からハープシコード(鍵盤付きの弦楽器の一種)の音色が入るのでより爽やかさが増す。
次の引用した歌詞を見てほしい。
キンモクセイが植わった木陰を見つけて ビールなんか飲んで手だけつないで
情景が目に浮かぶ歌詞だ。
のどかな公園で、ビールを飲みながらぼーっとしていた2人。
主人公にとって最高の時間だっただろう。
そんな最高の時間は、もう過去のこと。
そして、恋人はいない。
切なくなってしまいそうだけど、主人公はもはや切なさなんてない。
なぜなら、別れた恋人との記憶は"ほころんだ場所"になっているからだ。
ひとこと
楽しい想い出だ。。。
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まとめ
ラストでは「やっぱり主人公は切ない気持ちを抱いているのかな・・・?」と思ってしまう歌詞が登場する。
最後にその歌詞を引用したい。
夢から覚めると独りぼっち 君はもういない
主人公にとって、別れた恋人との日々は「ほころび」だった。
しかし、失恋の悲しみを越えたのかもしれないけれど、少なからず「あの頃に戻りたいなぁ(泣)」と主人公は思っているのではないだろうか。
爽やかさの裏に隠された切なさ・悲しみを垣間見ることができる。
ひとこと
結局失恋の悲しい気持ちは消えていないのかも。。。
「ほころび」の評価
5点満点中2点
爽やかだけど印象には残らない