出典:https://www.amazon.co.jp
2014年5月21日発売。前作『Hadou』からおよそ4年ぶりのアルバムである。
>>>ボリューム満点の4thアルバム『Hadou』【アルバムレビュー】
本作は発売前に3ヶ月連続先行シングル配信というイベントが実施された。そのため(配信限定)シングルが3曲収録されており、これは稲葉ソロアルバム史上最多である。オリコン週間最高順位1位を獲得し、アルバム5作連続1位を記録。男性ソロアーティストによる5作連続1位は氷室京介が記録してからおよそ21年ぶりの快挙であった。累計売上は11万枚。前作『Hadou』から7万枚減少してしまった。
この記事の概要
- 『Singing Bird』のみんなの評価は?
- 『Singing Bird』とは一体どういうアルバムなのか?
- 『Singing Bird』の収録曲一覧
スポンサーリンク
稲葉浩志ソロ5thアルバム『Singing Bird』
稲葉浩志ソロアルバム『Singing Bird』のみんなの評価は?
ひとこと
たしかに暖かみが増したよね
スポンサーリンク
稲葉浩志ソロアルバム『Singing Bird』の特色
収録曲数は12曲と、稲葉ソロアルバムの中では少ない方である。
そのためとても聴きやすいアルバムとなっている。
3rdアルバム『Peace Of Mind』からの傾向でもある、聴き手に寄り添った作風(メジャーな曲を多数収録)が本作で頂点に来たと個人的に思う。
>>>稲葉ソロの転換点となった!?3rdアルバム『Peace Of Mind』【アルバムレビュー】
これはやはりシングルが3曲も収録されていることもあるが、それ以外の曲もメジャーなものばかりなのである。
さらに、12曲という曲数が非常にちょうど良い。
前作『Hadou』(15曲収録)の欠点でもあった、途中でだれてしまうということが本作ではちゃんと改善されているのだ。
>>>ボリューム満点の4thアルバム『Hadou』【アルバムレビュー】
また、『Singing Bird』には明確なテーマがない。
そのため聴き手がこのアルバムで感じたことが、そのままテーマとなる。
つまり十人十色なのだ。
前作『Hadou』では明確なテーマがあったので、本作とは対照的な位置づけにある。
私がこのアルバムで感じたのは"自由"である。
これは対照的な位置づけにある前作『Hadou』と比較して説明したい。
まず前作『Hadou』には"波動"というテーマがあり、ある意味作り手側から「こういう風に聴いてください」という意識を感じた。
曲間が繋がっている曲もあったりして、例えるなら『Hadou』という遊園地にガイドさんが付いて、それに従い15のアトラクション(曲)を楽しむようなものだった。
それに対して、本作は『Singing Bird』という遊園地をガイドなしで、それぞれの思いどおりに12のアトラクションを楽しむことができるのだ。
曲順どおりに聴いても良し、シャッフルして聴いても良し、1曲単位で聴くのも良しである。
ひとこと
自由に楽しめるアルバム
稲葉浩志ソロアルバム『Singing Bird』の収録曲一覧
クリックすると各曲のレビュー記事へととびます。
1.ジミーの朝
5.泣きながら(2ndデジタルシングル)
6.Stay Free(3rdデジタルシングル)
8.孤独のススメ
9.友よ
10.photograph
11.ルート53
12.念書(1stデジタルシングル)
スポンサーリンク
まとめ
前作『Hadou』も聴きやすかったが、もし稲葉ソロ作品を聴いたことない人にオススメするとしたら私は絶対本作『Singing Bird』を選ぶだろう。
12曲という気軽に聴ける曲数もあいまって、何回も聴くことができる。
万人受けするアルバムに仕上がっているはずだ。
ひとこと
暖かくて爽やかなアルバム