出典:https://www.amazon.co.jp
1994年9月1日発売。大ヒット曲『CROSS ROAD』『innocent world』を収録しており、累計売上約340万枚という驚異的な売上を記録した。これは当時の邦楽アルバムでは歴代最高売上であり、今のところMr.Childrenの作品でも最高売上である。もちろん、週間オリコン最高順位1位を獲得。まさにブレイクまっただ中のアルバムである。
この記事の概要
- 『Atomic Heart』のみんなの評価は?
- 『Atomic Heart』とは一体どういうアルバムなのか?
- 『Atomic Heart』の全収録曲レビュー一覧
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ミスチル/4thアルバム『Atomic Heart』
ミスチル/4thアルバム『Atomic Heart』のみんなの評価は?
ひとこと
ミスチルの出世作!
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ミスチル/4thアルバム『Atomic Heart』の特色
本作から2つの新要素が加わった。
1つ目はジャケット写真である。
アルバム前3作まではジャケットにミスチルのメンバーが写っていた。
しかし、本作ではメンバーが一切写っていなく、紫色の背景に小さく"Mr.Children・Atomic Heart"と書いてあるだけである。
2つ目はインストゥルメンタル(歌詞がない音だけの曲)が初めて収録されたこと。
このように前3作にはない要素が加わっており、ミスチルにとって転換点となったアルバムだ。
また、内容もかなり深い哲学的なものになっている。
これはプロデューサーの小林武史が指摘したとおり、前作までの恋愛路線から精神論へと路線変更した結果だ。
悲観的な『Atomic Heart』というタイトル
タイトルの『Atomic Heart』は日本語で原子の心臓である。
これはつまり、私たちの心臓(命)は原子という物体でできており、それはいつかは朽ち果てる運命にあることを意味している。
朽ち果てる運命というのは、いわゆるこの世にある全てに言えること。
1曲目にインスト曲「Printing」(印刷する音)が収録されているのも、心を込めた歌であろうと、いつか朽ち果てゆく音声データファイルの一つに過ぎないということはあらわしているのだ。
ひとこと
悲観的なアルバムタイトル。。。
ミスチル/4thアルバム『Atomic Heart』の全収録曲レビュー一覧
各曲をクリックするとレビュー記事にとびます。
1.Printing(インストゥルメンタル)
4.innocent world(5thシングル)
5.クラスメイト
6.CROSS ROAD(4thシングル)
7.ジェラシー
9.Rain(インストゥルメンタル)
10.雨のち晴れ
12.Over
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まとめ
このアルバムは大ヒット曲の他にも、知名度の高い曲が多数収録されている。
そのため、聴いていて飽きない素晴らしいアルバムになっている。
ファンになり始めた人は1stアルバムからではなく、このアルバムから聴き始めても全然いいと思う。
現在のMr.Childrenのイメージを確立した記念すべき1枚であるので、ぜひコレクションとして持っておくべきだと思う。
ただ、このアルバムの収録曲はベストアルバムに収録されている曲が多いため、あまり貴重ではない。
ただこのアルバムの不思議な雰囲気を味わいたい人は、買って損はないだろう。
ひとこと
不思議な雰囲気のアルバム!