収録アルバム『HOME』のリード曲。心地よいキャッチーな曲調が聴き手を暖かくほっこりさせてくれる。また、ありふれた日常の大切さを訴えかける歌詞も秀逸で、社会人の方にはぜひ聴いてほしい内容になっている。
この記事の概要
- 「彩り」のみんなの評価は?
- 「彩り」とは一体どういう曲なのか?
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ミスチル/13thアルバム『HOME』の3曲目「彩り」
そもそも「彩り」って?
Mr.Childrenが2007年3月14日に発売した13thアルバム『HOME』に収録されている。
後にベストアルバム『Mr.Children 2005-2010 <macro>』にも収録された。
この曲は収録アルバム『HOME』のリード曲。
個人的にシングル曲を凌ぐほどの大名曲だと思う。
他収録曲と比べてあまりにも頭一つ、、、、いや、二つ以上抜けているため、他収録曲の印象が薄くなっているレベル。
さらに、高校の倫理の資料集には「彩り」の歌詞が掲載された。
出典:https://twitter.com
『HOME』が掲げる"ありふれた日々の大切さ"がしみじみと伝わるので、特に仕事が嫌になったときや疲れてしまったときに聴いてほしい。
ひとこと
教科書に載るほどの名曲
「彩り」のみんなの評価は?
ひとこと
元気がでる1曲
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ここからは管理人の「彩り」独自解釈!
【彩り/歌詞解釈①】退屈で味気ない"ありふれた日々"
1番2番のAメロBメロでは主人公の退屈で味気ない生活の一部が描かれているのだが、これが結構生々しい(笑)。
社会人の方はすごく共感してしまうはず。
例えば、1番の歌詞には自分の仕事を誰も褒めてくれないという嘆きが含まれていたり、2番の歌詞では新聞を読んで社会を知った気でいる自身の浅はかさを描いている(^_^;)。
こういう退屈感溢れるAメロBメロの歌詞だからこそ、サビの歌詞がすごく心に染みるのかもしれない。
ひとこと
現実味がある
【彩り/歌詞解釈②】"ありふれた日々"に必要なのが「彩り」
実際、"ありふれた日々"というのは味気ないように思える。
この曲の主人公もその味気ない"ありふれた日々"に嫌気をさしている。
起床して、仕事して、家に帰って、寝る。
そんな繰り返しの毎日をどうにか変えたいと思っても不可能だ。
安定した生活を暮らして行くには、やっぱりありふれた日々を生きていかなければならない。
そんな日々をより楽しく過ごすために必要なのが「彩り」なのだ。
そんな「彩り」の説明が1番のサビ、および大サビで明かされる。
次の引用した歌詞を見てほしい。
僕のした単純作業がこの世界を回り回って まだ出会ったこともない人の笑い声を作ってゆく
素晴らしすぎる歌詞だ。
自分がやっていること(特にこの曲では"仕事"を指す)が他人の幸せをつくってゆく。
そう考えることが出来れば、どんなに退屈な毎日でも彩り溢れる日々に変わるはず。
ひとこと
自分ではなんてことないと思っていた事が、案外他人の幸せを生み出す。。。
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まとめ
ちなみに、この曲は収録アルバム『HOME』のリード曲なので、『HOME』(家)を連想させる歌詞が登場する。
例えば、Cメロでは"ただいま おかえり"を繰り返す。
また、1番の冒頭の歌詞"ただ~"と2番の冒頭の歌詞"今~"をつなぎ合わせると"ただいま"になる。
このように暖かみのある1曲であり、落ちこんだときにすっと心を救ってくれる大名曲だ。
ベストアルバム『Mr.Children 2005-2010 〈macro〉』
ひとこと
ほっこりと胸に染みる
「彩り」の評価
5点満点中5点
「ただいま おかえり」