疾走感のあるロックナンバー。とりたててキャッチーではないので、少し退屈してしまう。元々アルバム1曲目だったので、そこそこノリノリになれるけれど、やはり「Worlds end」に敵わない。
この記事の概要
- 「跳べ」のみんなの評価は?
- 「跳べ」とは一体どういう曲なのか?
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ミスチル/12thアルバム『I ♥ U』の11曲目「跳べ」
そもそも「跳べ」って?
Mr.Childrenが2005年9月21日に発売した12thアルバム『I ♥ U』に収録されている。
収録アルバム『I ♥ U』において、6分40秒という最も長い演奏時間の1曲。
前曲「Door」がアルバム最短だったので、より長く感じてしまうかもしれない(笑)。
>>>"ある理由"で可哀想な1曲になってしまった!?「Door」~歌詞の意味とは?【歌詞解釈】
元々この曲はアルバム1曲目に収録されるはずだったが、結局「Worlds end」が完成したため11曲目に収録となった。
>>>"二通りの解釈"で考える「Worlds end」~歌詞の意味とは?【歌詞解釈】
たしかにこの曲は疾走感がすごいので1曲目候補らしいといえばらしい。
ただ、やっぱり「Worlds end」と比べると何もかもが劣っている・・・。
歌詞は「跳べ」の方が現実味があり、なおかつ具体的なので面白いけれど、「Worlds end」の芸術的な歌詞の方が深みがあるし聴き応えがある。
ひとこと
「Worlds end」には敵わない
「跳べ」のみんなの評価は?
ひとこと
疾走感はかなりある
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ここからは管理人の「跳べ」独自解釈!
【跳べ/歌詞解釈①】些細な出来事で人生を変える!?
1番の歌詞はほとんどが主人公の自虐(笑)。
子供の頃から平凡な人生を送ってきた主人公の様子が描かれているのだが、大抵の人がその平凡な人生を生きているので共感できるかもしれない。
スポーツ選手など、子供の頃からすごかったと言われていることがよくある。
では、平凡な主人公はどうだったのか。
次の引用した歌詞を見てほしい。
ガキの頃からこれといった特技はなく 褒められも叱られもしないで来たんです
当たり障りのない子供時代を過ごしていたことがわかる。
なんか胸に突き刺さる歌詞だ。
このような平凡な人生を歩んできた主人公だが、あることがきっかけでタイトルのとおり「跳びたい!」という思いがこみ上げる。
そのきっかけとは、"ヘンテコな夢"である(笑)。
おばあちゃんが弱った主人公をおんぶして助けてくれるという夢を見た。
それによって主人公は「跳びたい!」と思い始める。
ようするに、人間は(他人から見れば)些細でどうしようもないことが人生を変えるきっかけになるかもしれないというメッセージだ。
ひとこと
"退屈な毎日"から跳びたい
【跳べ/歌詞解釈②】ズレてる人に憧れる
2番の歌詞では嫉妬心がめらめらと燃えている様子が描かれている。
平凡な主人公。
平凡だからこそ、世間的にはズレた人に憧れと嫉妬を抱いてしまうことがある。
次の引用した歌詞を見てほしい。
通りを我が物顔して馬鹿騒ぎしてる若人に実際はちょっとジェラシー感じていたりします
迷惑な若者達。
しかし、主人公は迷惑だなぁと思うことはなく「ああいう風に生きてみたいなぁ」と思ってしまっているのだ。
主人公は「跳びたい(変わりたい)!」と思っているけれど、この歌詞を見ると間違った方向に変わってしまうのではないかと心配してしまう(笑)。
ひとこと
結局主人公が本当に跳べたかは明らかにされない
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まとめ
疾走感があるけれど、やはり演奏時間が長くて退屈してしまう。
ただ、サビの"跳べ~!"の開放感はすさまじい(笑)。
ひとこと
跳びたくなる衝動に駆られる
「跳べ」の評価
5点満点中2点
長いんだよなぁ…