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1995年8月10日発売。前作「【es】 〜Theme of es〜」からわずか3ヶ月後のリリースである。
>>>1995年という"激動の年"に発売された「【es】 〜Theme of es〜」~歌詞の意味とは?【歌詞解釈】
シングルとしては久々のポップでアップテンポな1曲。
この記事の概要
- 「シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜」のみんなの評価は?
- 「シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜」とは一体どういう曲なのか?
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ミスチル/9thシングル「シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜」
そもそも「シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜」って?
Mr.Childrenが1995年8月10日に発売した9thシングル。
原点回帰を意識したような、"初期ミスチル"を彷彿させるポップなラブソング。
4th「CROSS ROAD」以降はけっこう重たい楽曲を発売してきたので、久々のお気楽ナンバーだ。
>>>大ブレイクの到来を告げた名曲「CROSS ROAD」~歌詞の意味とは?【歌詞解釈】
ノンタイアップにもかかわらず、オリコン3週連続1位を獲得し、さらには累計売上181万枚を記録した。
これは邦楽におけるノンタイアップシングル歴代1位である。
ちなみに、こんなにもノリノリな曲にもかかわらず、桜井が「何を言っているか分からなくて恥ずかしい」ということでライブではあまり演奏されることがない(笑)。
久々に2017年のライブ『Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25』では2曲目に演奏された。
なぜ猿なのか!?
ジャケット写真は"猿"の絵が描かれている。
これは桜井曰く「映画(『【es】 Mr.Children in FILM』)も一件落着して新たな気持ちでリスタート、猿の気持ちでリスタート」とのこと。
また、本作のプロモーションで「笑っていいとも!」に出演した際は、桜井以外のメンバーが猿の格好をして登場した(笑)。
ひとこと
たまにはこういうお気楽ナンバーも良い
「シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜」のみんなの評価は?
ひとこと
ポップ感がたまらない
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ここからは管理人の「シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜」独自解釈!
【シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜/歌詞解釈①】この曲を「シーソーゲーム」と命名した理由
シーソーゲーム(seesaw game)とは"優劣の差が無く、互角に競い合う勝負"という意味。
なぜこの曲のタイトルが「シーソーゲーム」なのかはサビでわかる。
恋なんて言わばエゴとエゴのシーソーゲーム
つまり、恋というのは互いのエゴ(自我)をぶつけ合いながら愛を深めていくものなのだ。
たしかに、歌詞を見ると主人公の恋人はすごく無愛想で感情を表に出さないポーカーフェイス、さらにはわがままな印象を受ける。
自我を隠しもせずにぶつけてくる恋人がいるからこそ、恋はシーソーゲームなんだと主人公は仕方なく考えているのである(笑)。
ひとこと
この曲で描かれる"君"ってけっこうアレだ。。。笑
【シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜/歌詞解釈②】主人公は普通の人。
1番の歌詞では、主人公の恋に対する姿勢がうかがえる。
Aメロでは主人公は自分の恋に関してはとても楽観的であり、他人の恋に関しては嫉妬心を抱えていることがわかる。
これはおそらくほとんどの人がそうだろう。
つまり、主人公は普通の人なのである。
この"普通の人"というのが意外と重要。
前作「【es】 〜Theme of es〜」では、主人公(桜井)というのはある程度成功経験があり、普通の人ではない。
>>>1995年という"激動の年"に発売された「【es】 〜Theme of es〜」~歌詞の意味とは?【歌詞解釈】
これは前作だけに言えることではなく、ブレイク期に発表したシングルは内容が内容なので、主人公は普通の人のようには見えないのだ。
だから普通の人が主人公のこのシングルは当時としては異色でもあり、肩の力を抜いて聴けるのだ(^^)/。
ひとこと
主人公が"普通の人"だと共感しやすい
【シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜/歌詞解釈③】1995年発売だからこその歌詞が登場
ちなみに、Bメロでは前作同様に1995年という激動の年だからこその歌詞がある。
その歌詞がこちら。
等身大の愛情で挑んでるのに世間は暗い話題
この歌詞を見ると、"暗い話題"だらけだった当時だからこそポップでアップテンポなシングルを発売したのかなとも思う(ちなみに、このシングルの売上は阪神淡路大震災の義援金に充てられた)。
ひとこと
1995年は色々あったから。。。
【シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜/歌詞解釈④】母性本能に夢中(笑)
2番の歌詞は正直理解に苦しむ。
次の引用した歌詞を見てほしい。
劣等感を逆手にとってわがままばかりの君が隠し持った母性本能は凄い
これはどういう意味だろう(笑)。
1番の歌詞を見ると主人公の恋人はとてもポーカーフェイスである。
主人公が笑わせようとしてもノーリアクションなのだ。
だから、主人公は劣等感を持っている。
しかし、そんな恋人がたまに見せてくれる母性本能による行動が主人公はたまらないのだろう(笑)。
ただ主人公が思うこの"母性本能による行動"というのはどういうのなのかは詳しくわからない。
この曲のPVではこの歌詞の部分は桜井が女性にひざ枕をされているシーンだ。
つまり、"ひざ枕"が母性本能による行動なのかもしれない(^^;)。
ひとこと
ひざ枕は良い。。。!
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まとめ
どんなにノーリアクションだとしても、勇敢に恋人を愛している主人公。
そんな勇敢な恋の歌。
当時の"若いミスチル"だからこそ歌える1曲で、桜井がライブであまり歌わないのも納得。
正直、2017年のライブで歌ってたときは「さすがにおじさんが歌うとキツいなぁ…」と思ってしまった(^_^;)。
ただ、本当にノリノリになれる曲であることは確かであり、ライブで歌ってくれるとやっぱりすごい嬉しい。