収録アルバム『Q』のエンディングナンバー。異色な曲が多い『Q』を静かに締めくくってくれる。あまりにも正統派バラード過ぎて、『Q』のラストにふさわしくないような気がする。出来るならヘンテコな曲で締めくくって欲しかった(笑)。
この記事の概要
- 「安らげる場所」のみんなの評価は?
- 「安らげる場所」とは一体どういう曲なのか?
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ミスチル/9thアルバム『Q』の13曲目「安らげる場所」
そもそも「安らげる場所」って?
Mr.Childrenが2000年9月27日に発売した9thアルバム『Q』に収録されている。
ピアノ主体の正統派バラードになっており、『Q』を静かに締めくくる。
曲調はかなりキャッチーで涙を誘うものなので耳になじみやすいはず。
また、曲順も素晴らしい。
前曲が「Hallelujah」という、白熱しすぎた愛情を表現している1曲。
>>>壮大なスケールで"愛"を描く「Hallelujah」~歌詞の意味とは?【歌詞解釈】
つまり、「Hallelujah」の白熱し過ぎた愛情を、この曲がまるで冷却剤のように冷やして落ち着かしてくれるのだ。
ひとこと
あまりにも正統派バラード過ぎて『Q』らしくない笑
「安らげる場所」のみんなの評価は?
ひとこと
意外と賛否両論
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ここからは管理人の「安らげる場所」独自解釈!
【安らげる場所/歌詞解釈①】「安らげる場所」の意味とは?
内容は恋人へのひたむきな愛情を伝えたシンプルなもの。
タイトルの「安らげる場所」とは、恋人にいてほしいと場所のこと。
不幸が降りかかったとしても、それらは全て自分に任せて、"君"だけは「安らげる場所」にいて何もしなくていいんだよという優しいメッセージが込められているのだ。
ひとこと
シンプルだけど良いな~
【安らげる場所/歌詞解釈②】十月という肌寒い季節にて。
1番の歌詞は秋の情景が浮かぶ内容。
次の引用した歌詞を見てほしい。
十月の夕暮れが寂しげに街を映す
これは冒頭の歌詞。
なんて美しい歌詞なんだろうか。
十月というのは秋が深まりつつある時期。
少しだけ寒くなり、どこか秋特有の寂しさをただよわせる十月がこの曲の舞台なのである。
日が落ちかけ、オレンジ色に染まった美しい街並みを見ながら主人公は何を思うのだろうか。
次の引用した歌詞を見てほしい。
何処からか愛しさが胸に込み上げたなら セーターなど着てなくてもそっと温もる
主人公が思っているのは恋人のことだけ。
そして、どんなに寒くても恋人への愛しさがあればほっこりと温まるのだ。
十月の寒さにも負けないくらい主人公の愛情は深いものだとわかる歌詞である。
ひとこと
寒くても愛があれば暖まる
【安らげる場所/歌詞解釈③】これからも一緒に
2番の歌詞ではこれからも一緒に生きていきたいというプロポーズ的な内容になっている。
まずは次の引用した歌詞を見てほしい。
孤独とゆう暗い海にひとつの灯台を築こう 君はただそれを見ていればいい 一番安らげる場所で
孤独を感じないために"灯台"という2人のためだけの温もりをつくろうとしている。
つまり、より愛を深めていきたいという意味なのだ。
しかし、"君"は安らげる場所で静かに生きてて欲しいと主人公は願っている。
主人公にとって恋人は人形のようなものなのかもしれない。
苦労せず幸せな状態で、ただそばにいてくれればいいのだ。
ひとこと
そばにいるだけでいい
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まとめ
優しくて、ほんのり暖かい。
この曲がアルバムラストを飾るというのは意外と賛否両論があるけど、名曲には変わりない。
いつまでも一緒に・・・そんな優しい愛に溢れた1曲なのである!
ひとこと
素敵なエンディングナンバー
「安らげる場所」の評価
5点満点中5点
名曲