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2002年5月10日発売。およそ10ヶ月前にベストアルバムを発売して一区切りがついたミスチル。そのため、本作はメジャーデビュー記念日の5月10日に発売されるなどと、非常にメモリアル感の強いアルバムとなっている。また、久しぶりの明るくて前向きなアルバムとなっており、これからのミスチルを体現するには最適な作風となっている。この明るい作風も功を奏して、累計売上は122万枚とオリジナルアルバムとしては『DISCOVERY』以来のミリオンセラーを記録。
>>>復帰後初なのになぜ暗い!?7thアルバム『DISCOVERY』【アルバムレビュー】
10周年を迎えたミスチルの華やかなスタートを飾る最高の名盤だ。
この記事の概要
- 『IT'S A WONDERFUL WORLD』のみんなの評価は?
- 『IT'S A WONDERFUL WORLD』とは一体どういうアルバムなのか?
- 『IT'S A WONDERFUL WORLD』の全収録曲レビュー一覧
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ミスチル/10thアルバム『IT'S A WONDERFUL WORLD』
ミスチル/10thアルバム『IT'S A WONDERFUL WORLD』のみんなの評価は?
ひとこと
久々の明るい作風だったから高評価が多い
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ミスチル/10thアルバム『IT'S A WONDERFUL WORLD』の特色
これほどまでに聴きやすいアルバムは今までにあっただろうか。
前作『Q』がかなりヘンテコな作風で売上も振るわなかったため、「ミスチルやばいかも・・・」という雰囲気があった。
>>>発売当時は不評だった!?独特な世界観の9thアルバム『Q』【アルバムレビュー】
しかし、本作で「やっぱりミスチル最高!」と思った人は少なくないはず。
オープニングを飾る「overture」~「蘇生」の流れは何回聴いても素晴らしい。
収録曲のほとんどがキャッチーで耳に残るものばかり。
逆にシングルの「君が好き」などがかすんでしまうほどだ。
元々アルバムのタイトルは『この醜くも美しい世界』。
しかし、ドラムの鈴木英哉(通称JEN)がこのタイトルに異を唱え、最終的に『IT'S A WONDERFUL WORLD』になった。
なんて前向きなタイトルなのだろうか。
『深海』あたりの時期とは比べものにならないほどの明るさだ。
>>>歴史に残る大名盤!5thアルバム『深海』【アルバムレビュー】
ただ、明るい曲ばかりではなく暗い曲も少々ある。
それが良いスパイスになっており、15曲という大作にもかかわらず、だれることなく聴き通すことができるのだ。
ひとこと
『深海』と並ぶ、ミスチル史に燦然と輝く名盤だと思う
ミスチル/10thアルバム『IT'S A WONDERFUL WORLD』の全収録曲レビュー一覧
クリックすると各曲のレビュー記事へととびます。
1.overture
2.蘇生
5.渇いたkiss
6.youthful days(21stシングル)
7.ファスナー
10.UFO
11.Drawing
12.君が好き(22ndシングル)
13.いつでも微笑みを
14.優しい歌(20thシングル)
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まとめ
最高にポップで、最高に聴きやすい。
もし、ミスチルを知らない人にアルバムを薦めるとしたら、私は間違いなく本作を選ぶ。
タイアップ曲も多く収録されているので、聴いたことのある曲も多いはず。
本当に名盤なので、聴かなきゃ絶対損。
ひとこと
ポップアルバムの到達点!