出典:https://www.amazon.co.jp
1999年9月8日発売。50万枚限定で発売されたミスチル初のライブアルバム、初の2枚組アルバムである。企画盤ではあるが、公式では8thアルバムとして位置づけされている。前作『DISCOVERY』で行われたライブツアー「TOUR '99 DISCOVERY」のライブ音源(1999年6月26日の真駒内アイスアリーナ公演)を収録。
>>>復帰後初なのになぜ暗い!?7thアルバム『DISCOVERY』【アルバムレビュー】
そのため、『DISCOVERY』の「#2601」を除く全ての収録曲が収録されている。集計方法による偏りが生じているため50万枚限定にもかかわらず、累計売上は56万枚。
この記事の概要
- 『1/42』のみんなの評価は?
- 『1/42』とは一体どういうアルバムなのか?
- 『1/42』の全収録曲レビュー一覧
スポンサーリンク
ミスチル/8thアルバム『1/42』
ミスチル/8thアルバム『1/42』のみんなの評価は?
ひとこと
どこでもライブ感を味わえる
スポンサーリンク
ミスチル/8thアルバム『1/42』の特色
タイトルの『1/42』の読み方はワンフォーティーセカンド。
ライブツアー「TOUR '99 DISCOVERY」の"全42公演のうちの1つ"という意味が込められている。
8thアルバムの位置づけではあるが、コレクターズアイテムとしてとらえた方が正しい気がする。
ライブアルバムなのでもちろん新曲はなし。
ただ、歌詞カードとともにメンバーの写真集が付いているなど、ファンにはうってつけの作品となっている。
また、ミスチルの今までの作品が一覧となった紙(ディスコグラフィー)が封入されており、その裏面には次回作の発売を予感させるメッセージが書かれてある。
表面のディスコグラフィー↓
裏面の次回作メッセージ↓
今でこそたくさんのシングル・アルバムを出しているが、この封入されているディスコグラフィーを見ると「まだこの頃はI'LL BEが1番新しいシングルだったんだなあ」とか「次回作って口笛のことだったんだ」と感慨深くなる。
>>>"ある人物"のために制作された名曲!!「I'll be/I'LL BE(シングルバージョン)」~歌詞の意味とは?【歌詞解釈】
>>>もっと売れるはずだった!?「口笛」~歌詞の意味とは?【歌詞解釈】
このように、ファンには最高のアルバムだ。
もちろんライブアルバムだからこその面白さも満載。
収録曲のほとんどの曲間が繋がっているし、ライブならではの演奏なので、既存曲でも新鮮に楽しめる。
MCは桜井の要望でほとんどカットされているが、少しだけ収録されている観客との交流がなんと言っても聴きどころの1つだろう。
「ラララ」のコーラス箇所なんて爆笑必至。
>>>"何気ない"を感じる素朴な名曲「ラララ」~歌詞の意味とは?【歌詞解釈】
桜井が観客の男性だけにコーラスさせるのだが声が小さい(笑)。
さらに、その後で女性だけのコーラスでは、まるで先ほどの男性たちに対抗するかのようにめちゃくちゃ大声(笑)。
何度聴いても笑ってしまう一幕である。
その他にもそういう観客との交流があるので、ぜひ聴いてみてほしい。
ひとこと
観客との交流がおもしろい笑
ミスチル/8thアルバム『1/42』の全収録曲レビュー一覧
クリックすると各曲のレビュー記事へととびます。
Disc One
2.アンダーシャツ
3.名もなき詩(10thシングル)
4.Prism
5.Everything (It's you)(13thシングル)
6.I'll be
7.花 -Mémento-Mori-(11thシングル)
8.Simple
Disc Two
3.ニシエヒガシエ(14thシングル)
4.ラララ
5.Tomorrow never knows(6thシングル)
6.終わりなき旅(15thシングル
7.光の射す方へ (16thシングル)
8.innocent world(5thシングル)
9.Image
10.抱きしめたい(2ndシングル)
スポンサーリンク
まとめ
50万枚限定生産のためプレミア化している本作。
新品で手に入れるには定価の何倍かをださないといけない。
この先、時が経てば経つほど価格が高騰する可能性もあるので、ファンの方は早めに手に入れると良いと思う。
ひとこと
企画盤だけど、本作を8thにしないと、次作『Q』のタイトルの意味がなくなっちゃう(^_^;)