非常にアップテンポな1曲。ミスチルらしくない曲調であり、少し古くさい感じがするのは否めない(^_^;)。まあ収録アルバム『Atomic Heart』の発売がもう20年以上も前なので古くさくて当然なのかもしれない(^_^;)
この記事の概要
- 「Round About 〜孤独の肖像〜」のみんなの評価は?
- 「Round About 〜孤独の肖像〜」とは一体どういう曲なのか?
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ミスチル/4thアルバム『Atomic Heart』の11曲目「Round About 〜孤独の肖像〜」
そもそも「Round About 〜孤独の肖像〜」って?
Mr.Childrenが1994年9月1日に発売した4thアルバム『Atomic Heart』に収録されている。
かなりアップテンポで、ライブでも不定期ながら演奏されやすい1曲でもある。
古くさいけどとてもノリノリになれるのは間違いない。
ひとこと
歌謡曲風なアレンジが良い!
「Round About 〜孤独の肖像〜」のみんなの評価は?
ひとこと
このメロディーを"古くさい"ととるか、それとも"かっこいい"ととるか。。。
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ここからは管理人の「Round About 〜孤独の肖像〜」独自解釈!
【Round About 〜孤独の肖像〜/歌詞解釈①】街角にいる、孤独の肖像達
内容は副題の「孤独の肖像」とあるように、都会に生きる孤独な者達を描いた物語である。
また、この曲のタイトル「Round About」とは、"~の周り"や"およそ"などいろんな意味がある。
この曲では歌詞に"Round about city"という言葉がでてくるので、"街の周り"という意味だろう。
しかし、"街の周り"だと少し違和感があるので"街角"と訳した方がわかりやすいと思う。
1番のAメロ歌詞では人波溢れる街の様子が描かれている。
次の引用した歌詞を見てほしい。
寂しさを持ち寄って溢れてる人波に型にはまりゃしないとありふれた夢が転がる
街というのはたくさんの人で賑わっているように見える。
しかし、実際は寂しさを抱えた人々、つまり、孤独の肖像達が集まっているだけなのである。
そこでは、どうにかして自分にしかもっていない、型にはまらないもの(自身の個性)をだそうとする。
しかし、それはありふれたものの1つにしか過ぎないのだ。
つまり、「自分は特別だ」という考えなんてものは誰もが思っているということである。
とても痛烈で胸に刺さる歌詞だ・・・。
ひとこと
みんな孤独である。。。
【Round About 〜孤独の肖像〜/歌詞解釈②】孤独だからこそ騒ぐ若者達
1番のBメロでは、まさにAメロで歌われていた孤独の肖像達の様子が描かれている。
次の引用した歌詞を見てほしい。
夜が明けるまで騒ぐteenager 虚ろな肖像
自分自身の存在をアピールするかのように騒ぐ若者達。
それらは孤独であり、寂しさを埋めるために騒いでいるだけ。
まさに虚しい孤独の肖像である。
ひとこと
騒がないと寂しさは埋められない人がいる。。。
【Round About 〜孤独の肖像〜/歌詞解釈③】自由と孤独は表裏一体
2番の歌詞では、1番の歌詞とはまた違う孤独の肖像の様子が描かれている。
次の引用した歌詞を見てほしい。
自由な恋を気取って誰かれ問わず抱かれたって 縛られてないと不安なんだろう 君はまた夜を彷徨う
これはある女性についてのエピソード。
歌詞を見るかぎり、この女性は良い言い方をすると恋多き女。
悪い言い方をするとビッチ。
"自由な恋を気取って"という歌詞から、この女性は自由に男をとっかえひっかえしていることを、「私はモテる」のだと誇らしく思っているのかもしれない。
ただ、自由と孤独は表裏一体である。
彼女は孤独を感じているからこそ、誰かに依存していかないと不安なのだ。
自由と孤独は対極に位置していそうで、背中合わせほどの位置にある。
とても奥が深くて考えさせられるものだ。
ひとこと
自由と孤独は似ている
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まとめ
この曲のテーマは孤独についてであるが、アップテンポなのでノリノリになれる。
奥が深い内容だと思うので、ノリノリになりながらも、ぜひ歌詞をじっくり聴いてみてほしい。
ひとこと
意外と深い内容の1曲
「Round About 〜孤独の肖像〜」の評価
5点満点中3.5点
歌謡曲チック