爽やかな軽快ソング。キャッチーなので耳に残るけれど、歌詞が全然聞き取れない(笑)。すごく良いこと言っているのに、聞き取りづらいからもったいない。。。
この記事の概要
- 「HOWL」のみんなの評価は?
- 「HOWL」とは一体どういう曲なのか?
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ミスチル/16thアルバム『SENSE』の3曲目「HOWL」
そもそも「HOWL」って?
Mr.Childrenが2010年12月1日に発売した16thアルバム『SENSE』に収録されている。
軽やかなアップテンポソング。
前曲「擬態」と同じく、さわやかなメロディーとは対照的に、歌詞が暗め。
>>>爽やかに描かれる"生々しさ"「擬態」~歌詞の意味とは?【歌詞解釈】
また、この曲の最大の特徴が桜井の独特な歌いまわしである。
ほとんどが日本語の歌詞なのにも関わらず、英語に聞こえてしまうのだ。
おそらく、大抵の人は歌詞を見ながらじゃないと何を言っているのかわからないと思う。
ひとこと
キャッチーなので耳に残りやすい!
「HOWL」のみんなの評価は?
ひとこと
爽快感が良い!
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ここからは管理人の「HOWL」独自解釈!
【HOWL/歌詞解釈①】葛藤と苦悩を「HOWL」!
自堕落的な生活をおくっている主人公。
そんな彼の葛藤と苦悩が描かれた1曲である。
タイトルの「HOWL」とは日本語で"叫ぶ"や"うなる"といった意味がある。
つまり、主人公の葛藤と苦悩を歌に乗せて叫んでいるのだ。
ちなみに、「HOWL」はハウルと読むらしいのだが、曲中ではなぜかホール♪と高らかに歌っている。
ひとこと
聴き手も叫びたくなるねこれ
【HOWL/歌詞解釈②】主人公の未来は暗い?
1番の歌詞では、主人公の自堕落的で孤独な生活が描かれている。
まずは冒頭の歌詞を引用したので見てほしい。
ブラインドを開けるのも面倒な位にここのところ無気力だ おぼろげに目を開くと薄暗い未来が見えるよ
のっけから暗い(笑)。
まさに前曲「擬態」に似た構成になっている。
>>>爽やかに描かれる"生々しさ"「擬態」~歌詞の意味とは?【歌詞解釈】
「ブラインドを開けてないんだから薄暗くて当然でしょ!」と突っ込みたくもなるが、ここは主人公の未来を切り開く例えになっているのであろう。
ブラインドを開けると光が差し込むので、"ブラインドを開ける"=明るい未来が待っているということ。
しかし、開けることをめんどくさがっている主人公。
もはや主人公に明るい未来が来ることはないのかもしれない…。
ひとこと
未来に悲観している。。。
【HOWL/歌詞解釈③】自由な未来がほしいと願う
主人公にとっての明るい未来とはいったい何なのだろうか。
1番のサビの歌詞を引用したので見てほしい。
[OH FREEDOM]そんな響きが似合うNEW LIFEが欲しいと願い
主人公が望む未来というのは、自由な日々をおくることができる未来である。
ただ、自由といっても、そう簡単に手に入れることはできないはず。
だからこそ、主人公は葛藤しているし悩んでいるのだ。
ひとこと
自由こそ素晴らしい
【HOWL/歌詞解釈④】みんな「フリ」をしてない?
2番の歌詞では、主人公の価値観を知ることができる歌詞が登場する。
Aメロではどうにかして怒りを鎮める方法や、Bメロでは宝石のように高価でもないガラス玉のような、冴えない日々だとしても楽しく生きていればそれは宝石のように価値あるものだと主張する。
特にサビの歌詞が秀逸だと思うので引用してみた。
みんな「フリ」して 分かってて気付かぬ「フリ」して暮らしてんじゃないの!?夢見なくちゃつまんねぇ 淡々と死んでいきたくはない
この歌詞は社会人は特に響くと思う。
真っ当に働いて安定を得た暮らしをする人がほとんど。
だけれど、実際は不安定でも夢を目指して自由に生きることが何よりも楽しいし充実しているのではないだろうか。
このことに気付いても、私たちはどうしても"気付かない「フリ」"をしてしまうのだ。
ひとこと
私も「フリ」をしているかも。。。
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まとめ
夢を追い求めるか、安定を求めるかに悩んでいる人はこの曲を聴いてみるといいかもれない。
つまり、この曲は自堕落的な主人公も描きつつも、夢を持っている人々の背中を押してくれる力強い応援歌ソングになっているのだ。
ひとこと
この曲は歌い方が独特笑
「HOWL」の評価
5点満点中3.5点
歌詞見ないと、ほんとに何言ってるか分からない(笑)