収録アルバム『Singing Bird』において、最も若々しくてポップな1曲。こんなに若々しくて青春の甘酸っぱさを表現できる曲は、稲葉ソロの中ではかなり珍しい(というか初めて?)。
この記事の概要
- 「Bicycle Girl」のみんなの評価は?
- 「Bicycle Girl」とは一体どういう曲なのか?
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稲葉浩志ソロ5thアルバム『Singing Bird』の7曲目「Bicycle Girl」
そもそも「Bicycle Girl」って?
稲葉浩志がソロ名義で発売した五枚目のアルバム『Singing Bird』に収録されている。
甘酸っぱい青春の1曲で、個人的にはかなり好き。
B'zの名曲「恋心(KOI-GOKORO)」が好きな人は、絶対にこの曲はハマるだろう。
>>>ファンから絶大な人気を得ているポップソング「恋心 (KOI-GOKORO) 」~歌詞の意味とは?【歌詞解釈】
さわやかな曲調であり、朝に聴くとこの曲により没入できるのでオススメである(^^)/
ひとこと
最高に爽やかな1曲!
「Bicycle Girl」のみんなの評価は?
ひとこと
THE・青春ソング!
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ここからは管理人の「Bicycle Girl」独自解釈!
【Bicycle Girl/歌詞解釈①】好きな人を見れただけで最高の気分
内容は、朝の通学時間に出会う自転車の女の子に恋をした主人公の物語。
恋愛の甘酸っぱさと朝の気だるさが絡み合った青春ソングだ。
1番の歌詞では"自転車のきみ"と主人公が、いかにただの他人同士かが描かれている(笑)。
次の引用した歌詞を見てほしい。
自転車のきみが僕を追い越すさらりとした、かろやかな朝
主人公を普通に追い越す"自転車のきみ"。
この冒頭の歌詞で、聴き手は2人は赤の他人同士なんだなあとすぐに理解できる。
そんな他人の"自転車のきみ"であるが、主人公は彼女を見れただけで眠たくてけだるい朝が"さらりとした、かろやかな朝"に変わる。
これはおそらく誰もが共感すると思う。
好きな人を見れただけで、ドキドキとした高揚感を得ることはよくあるはず。
特に、学生の頃はこのようなドキドキ感を得やすい。
ひとこと
ドキドキ♡
【Bicycle Girl/歌詞解釈②】まだまだ秘密だらけ
"自転車のきみ"はイヤホンをつけていることがBメロでわかる。
はたして何を聴いているのだろうか。
つまり、主人公にとってはまだまだ謎に包まれた"自転車のきみ"なのだ。
サビの歌詞の一部を引用したので見てほしい。
教えてよその秘密を軽いめまいがして駅へと急いだ
めまいがするほど"自転車のきみ"を主人公はもっと詳しく知りたいのだ(笑)。
たしかに好きな人のことは何でもいいから知りたくなる。
好きな人に出会えたという嬉しさ、そしてまだまだその人のことを知らないというもどかしさが入り混じった、主人公のかろやかでほろ苦い朝なのであった。
ポイント
何でもいいから知りたくなる
【Bicycle Girl/歌詞解釈③】“自転車のキミ”は恋人がいる・・・かも?
2番の歌詞ではまたまた"自転車のきみ"と出会った朝の主人公の様子を描いている。
次の引用した歌詞を見てほしい。
自転車のきみが携帯の画面見ながらうふっと笑ってた横顔
なぜ"自転車のきみ"は笑っていたのだろう。
まさか恋人からのメッセージが届いてたからだろうか・・・。
このように、好きな人の行動に対して主人公はとても敏感になってしまっているのだ。
おそらくみなさんも好きな人の行動というのはとても敏感になると思う。
それゆえに不安になってしまうこともある。
恋人がいるんじゃないか・・・というのが1番の不安の種だ。
ひとこと
こういうのも恋愛の楽しさ!?
【Bicycle Girl/歌詞解釈④】誰もがオトナになるという避けることのできない事実
主人公と"自転車のきみ"がどうなるのかという結末は曲中で明らかにされていない。
はたしてこの2人は主人公の願いとおり恋人同士になるのか。
しかし、この曲が最も伝えたいことはこの2人の関係性についてではない。
最後の最後で登場する歌詞が、この曲をただの青春ソングではない、"ほろ苦さ"と"もう戻ることはできない日々へのノスタルジー"を内包した素晴らしい1曲に仕上げるのだ。
その最後の歌詞を引用したので見てほしい。
望もうと望むまいと僕らオトナになっていってある日ふとわかるだろうたぶんせつなさやほろにがさの愛しさを
この曲が描いていた主人公の片思い。
しかしそんな片思いから生まれる"せつなさ"や"ほろにがさ"はオトナになると味わう機会が少なくなる。
いつか誰もがオトナになり、それは避けることのできない事実。
つまり、味わうことが少なくなる"せつなさ"、そして"ほろにがさ"を経験した主人公は幸せであり、さらに聴き手にノスタルジーの余韻を残してこの曲を聴き終えることができるのだ。
ひとこと
誰もがオトナになっちゃう
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まとめ
最高に爽やか。
青春を描いた内容も素晴らしいけれど、やはり「”切なさ”や"ほろ苦さ"さえも、いつかは愛しく思えるときが来るんだよ」というメッセージが素晴らしすぎる。
ひとこと
朝の通学中はこれを聴こう!