ゆるやかなピアノの音色から始まるこの曲。徐々にアコースティックギターの音色が入り、サビでバンドサウンドが炸裂する。
この記事の概要
- 「不死鳥」のみんなの評価は?
- 「不死鳥」とは一体どういう曲なのか?
スポンサーリンク
稲葉浩志ソロ4thアルバム『Hadou』の11曲目「不死鳥」
そもそも「不死鳥」って?
稲葉浩志がソロ名義で発売した四枚目のアルバム『Hadou』に収録されている。
スローテンポのようでスローテンポでなく、アップテンポのようでアップテンポじゃない、不思議な曲調の1曲。
稲葉はこの楽曲のピアノ(打ち込み)とアコースティックギターのマッチングがお気に入りらしい。
タイトルの不死鳥のように不思議で聖なる雰囲気を感じ取ることができる1曲であると思う。
「不死鳥」は何位にランクイン?
ひとこと
不思議な1曲
「不死鳥」のみんなの評価は?
ひとこと
一言であらわすと"かっこいい"
スポンサーリンク
ここからは管理人の「不死鳥」独自解釈!
【不死鳥/歌詞解釈①】良いことと悪いことは表裏一体
内容は恋人と別れた主人公が、あらゆる物事には裏表があるのだと悟る物語。
つまり、物事には不死鳥のように終りがなく他の物事へと繋がっていくということだ。
1番の歌詞では、恋人と別れ独り身になった主人公が物思いにふける様子が描かれている。
Aメロで主人公は今はもういない恋人の面影がよみがえっていることがわかる。
そして重要なのはBメロから。
次の引用した歌詞を見てほしい。
まぶしい出会いははかなさの香り 楽しみと哀しみはコインの裏表
人との出会いは"まぶしい"ほどに貴重なもの。
しかしそんな貴重な出会いには"はかなさの香り"、つまり、別れが付きものなのだ。
主人公がこのように考えるのは、やはり恋人との別れがあったからだろう。
ひとこと
コインのように裏表がある。。。
【不死鳥/歌詞解釈②】不幸な状況だからこそ・・・!
主人公の良いことと悪いことは表裏一体であるという考え方は、環境によって受け取り方が違う。
もし幸せな状況であったら、悪いことが起こってしまうというネガティブな感情が生まれる。
しかし不幸な状況であったのなら、良いことが起こるぞというポジティブな感情に繋がるのだ。
サビの歌詞を一部引用したので見てほしい。
不死鳥のように炎があがるようにいつか君は僕の前に現れるでしょう
主人公の現状は、恋人が別れてしまい独り身のいわゆる不幸な状況である。
だからいつか良いことが起こるという考えがあるのだ。
ただ、別れてしまった"君"がいつか現れるという考えがあるということは、主人公は未練を断ち切れていないのだろう(^_^;)。
ひとこと
未練は切りずらい。。。
【不死鳥/歌詞解釈③】行動しなければ幸せはつかむことはできない
2番の歌詞では、この不幸な状況をどうにかクリアしていこうと覚悟を決める主人公の様子が描かれている。
次の引用した歌詞を見てほしい。
幸不幸にかかわらずそれをクリアしなきゃいけないものだと思う
不幸な現状だからといって、幸せを待っているだけではダメだというのがこの歌詞の意味だ。
つまり不幸な現状をちゃんと理解して打開できるように努めることが大事なのである。
これは主人公の良いことと悪いことは表裏一体であるという考え方の本質を突いてると思う。
やっぱりある程度行動を起こさなければ状況を逆転できないのだ。
ひとこと
行動しよう!
【不死鳥/歌詞解釈④】主人公「俺こそ不死鳥だっ!!」
2番のサビ、および大サビでは主人公が幸せを目指して動き始める様子が描かれている。
ひき裂かれても忘れられても果てることない夢 不死鳥のように炎があがるように罪深い鼓動は激しくなりはじめる
ここの歌詞の"不死鳥"とは主人公自身のこと。
1番の歌詞では不死鳥は"君"(別れた恋人)だった。
つまり、別れた恋人への未練を断ち切り、俺こそが不死鳥のような存在だ!という意気込みが主人公に芽生えたのだ。
そして、主人公は"果てることのない夢"(幸せ)をつかむために、行動したくてうずうずしている。
"罪深い"という表現は、幸せをつかめば不幸がつきまとうという、まさに主人公の表裏一体の考えによるものだ。
なんだかんだで人間である以上幸せには不幸がつきまとうと知っていながら、主人公は幸せをつかむためにドキドキしているのだ。
だから"罪深い鼓動"と表現しているのである。
ひとこと
幸せがあれば不幸がある。。。
スポンサーリンク
まとめ
この曲を聴いたら幸、不幸に対する考え方が変わるかもしれない。
ひとこと
「不死鳥」ってタイトル、かっこいい