出典:https://www.amazon.co.jp
1997年1月29日発売。ソロとしては記念すべき第一作目にあたる本作。シングル曲はおろかタイアップ曲も収録されていないにもかかわらず、初動売上60万枚を突破し累計100万枚を記録した。全体的に重く、そして暗い印象を受ける本作。全体的にB'zのようなキャッチーさもなく、初めて聴いたときは好印象はまったくなかった。しかし、聴けば聴くほど本作がいかに強力な力を含んでいるのか、また稲葉浩志がなぜ本作を『マグマ』と命名したのかが分かった。今では私の人生のバイブル的存在にまでなった、ウルトラ名盤である。
この記事の概要
- 『マグマ』のみんなの評価は?
- 『マグマ』とは一体どういうアルバムなのか?
- 『マグマ』の収録曲一覧
スポンサーリンク
稲葉浩志ソロ1stアルバム『マグマ』
稲葉浩志ソロアルバム『マグマ』のみんなの評価は?
ひとこと
やっぱりウルトラ名盤ですね。。。
スポンサーリンク
稲葉浩志ソロアルバム『マグマ』の特色
全体的に重く、暗い。
「冷血」というオープニングナンバーである程度本作『マグマ』のイメージがつかめるはず。
「波」や「Soul Station」などの今にも自○してしまうんじゃないかと心配になる曲。
「くちびる」や「JEALOUS DOG」などの女性への欲求が爆発した曲。
「そのswitchを押せ」や「灼熱の人」などの応援歌。
多種多様である。
しかし、本作『マグマ』の収録曲に共通するのは全て状況は違えど精神的に追い詰められている人間の曲である。
そのため、非常にまとまりがあり、いわゆるコンセプトアルバムようだ。
1曲単位で聴くよりも全曲通して聴いた方が各曲の良さがわかると思う。
本作『マグマ』を初めて聴いて好印象を受ける人は少ないだろう。
キャッチーな曲はあまりないし基本的に暗い曲ばかり。
でも、ある程度本作を聴くとガツンと胸に突き刺さるときがくる。
これは私も体験したことであるから間違いない。
もうそこからは本作の虜である。
本作から発せられるエネルギーはすさまじい。
何回聴いても飽きないし、聴けば聴くほど、本作の暗くて重たい雰囲気の中にマグマのような静かに燃え上がる情熱を感じ取れるはず。
ひとこと
強力なエネルギーを感じて欲しい。。。
稲葉浩志ソロアルバム『マグマ』の収録曲一覧
クリックすると各曲のレビュー記事へととびます。
1.冷血
2.くちびる
4.波
7.arizona
8.風船
10.灼熱の人
11.なにもないまち
12.Chopsticks(インスト)
13.JEALOUS DOG
14.愛なき道
スポンサーリンク
まとめ
本作『マグマ』はすべての人に聴いてほしいが、特に悩みを抱えている人・嫌なことが合った人に聴いてほしい。
本作から発せられるぐつぐつと煮えたぎる情熱は聴く者すべてに体の芯までに伝わる衝撃をあたえる。
この情熱は悩みをぶっ飛ばせ!などといった薄っぺらいものではない。
生への執着を強くさせる、重厚な情熱である。
私は悩んだり嫌なことがあると本作を聴く。
聴き終えたあと、悩みなんて誰でも抱えてるんだという一種の安心感と生きることへの情熱が強くなる。
ひとこと
ぜひ悩んだり嫌なことがあった人は本作を聴いてみてほしい!