で涙を誘うキャッチーなバラード。初めて収録アルバム『Peace Of Mind』を聴いたとき、私はこの曲が最も耳に残ったしすごく良い曲だなあと思った。
この記事の概要
- 「水平線」のみんなの評価は?
- 「水平線」とは一体どういう曲なのか?
スポンサーリンク
稲葉浩志ソロ3rdアルバム『Peace Of Mind』の5曲目「水平線」
そもそも「水平線」って
稲葉浩志がソロ名義で発売した三作目のアルバム『Peace Of Mind』に収録されている。
同年のソロツアー「LIVE 2004 〜en〜」で初披露された楽曲で、さらにPVも制作された。
このような正統派バラードは『Peace Of Mind』ではこの曲以外にない。
そのためこの曲の存在感はかなり強い。
「水平線」は何位にランクイン?
ひとこと
これは名曲。。。
「水平線」のみんなの評価は?
ひとこと
やっぱ名曲だという人が多数!
スポンサーリンク
ここからは管理人の「水平線」独自解釈!
【水平線/歌詞解釈①】あまりにもちっぽけな涙
この曲は恋人と別れた主人公の切ない思いが描かれた内容である。
しかし、単純な失恋ソングではなく、とてもスケールの壮大な歌詞になっているため聴いててドンヨリとはしない。
さらに、その歌詞と穏やかな曲調があいまって心が落ち着く。
1番の歌詞ではいかに主人公自身の悲しみが小さいかが描かれている。
次の引用した歌詞を見てほしい。
遠い昔の星の灯の長い旅路を想うならばこんな涙はとるに足らないわがままなしずくでしょう
主人公は別れた恋人を思い、切なくて涙を流している。
ただ、この歌詞はとてもスケールが大きく、聴き手の私たちも心を救われるような内容だ。
地球から見える星の輝きというのは、何百年も前の光である場合がある。
つまり、宇宙規模で物事を考えると、とても小さな地球に住む私たちの悲しみや悩みなんていうものは、あまりにも小さすぎてとるに足らないものなのだ。
ひとこと
素晴らしい歌詞。。。
【水平線/歌詞解釈②】別れは昔から誰もが経験していること
2番の歌詞ではなぜ恋人と別れたのかが描かれている。
また、1番の歌詞と同じくとてもスケールが大きい。
次の引用した歌詞を見てほしい。
間違いだらけで愛し合いかえす刀で切りつけあう歴史の流れに逆らえないはがゆさが傷にしみる
この歌詞では、主人公は恋人と別れて悲しんでいるが、歴史上においてそれは特別ではなく、ただの普通の出来事だということをあらわしている。
歴史上では、どれだけ愛し合っても切りつけ合う、つまり、別れてしまうというケースがたくさんある。
現に、結婚した人の離婚率はおよそ30%だという。
人間は愛し合い、別れるという流れが何年も前から経験してきているのだ。
ひとこと
別れることは特別なことではない。。。!
【水平線/歌詞解釈③】いつかは消えゆく命、そして永遠とあり続ける水平線
さて、この曲のタイトルである「水平線」とは一体何を意味しているのだろうか。
ラストの歌詞を一部引用したので見てほしい。
祈りは静かに消えてゆき水平線はあの日のようにやわらかくまっすぐに横たわる
この歌詞の"祈り"とは、別れた恋人ともう一度よりを戻したいという主人公の祈り。
切なさや悲しみというのは時間が経てば経つほど消えてゆき、記憶からなくなる。
さらに、生き物である以上はいつかこの世から消えていくのだ。
しかし、水平線というものはいつまでも消えることなく、変わることもないのだ。
水平線と比べると、人間はあまりにもはかなすぎる生命である。
このような水平線に主人公は憧れを抱いているのだった。
ひとこと
命ははかない。。。
スポンサーリンク
まとめ
この曲を聴くと、切なさや悲しみというネガティブな感情が愛おしく感じるようになるはず。
なぜならば、ネガティブな感情もいつか消えていく運命だからであるとこの曲は伝えているからだ。
ひとこと
美しすぎる1曲だ。。。