抜群にキャッチーな最強応援歌。これをシングルにしないのがすごい。また、過去のミスチル楽曲からの歌詞を引用している箇所が随所に登場する。これはファンにとっては最高の遊び心だ。
この記事の概要
- 「Prelude」のみんなの評価は?
- 「Prelude」とは一体どういう曲なのか?
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ミスチル/16thアルバム『SENSE』の11曲目「Prelude」
そもそも「Prelude」って?
Mr.Childrenが2010年12月1日に発売した16thアルバム『SENSE』に収録されている。
収録アルバム『SENSE』において、この曲は裏リード曲であり大名曲である。
人生を列車に例えた内容になっており、聴き手に勇気を与えてくれる。
6分55秒というかなり長めの演奏時間になっているが、まったく飽きが来ない。
抜群にキャッチーなのでシングルでも違和感ない。
ただ、この曲はシングルじゃなくアルバムの1曲だからこその良さがある。
なぜならば、過去の曲を彷彿とさせる歌詞が多数登場するからである。
これはファンにとってみれば最高の遊び心だ。
以下に私が確認できた過去曲へのオマージュ歌詞を記載する。
・"七色光を放ってた夢"→「虹の彼方へ」
・"夢がしぼんじゃったとしても顔を上げな"→「エソラ」
・"光の射す方へ"→「光の射す方へ」
・"英雄になれると勘違いしてた"→「HERO」
・"探し物は見つかったの?"→「NOT FOUND」
・"ニセモノをつかまされて泣き寝入りかい?"→「フェイク」
・"目指してたその向こうへ"→「その向こうへ行こう」
・"良識やモラルなんて今はとりあえず棚の上"→「マシンガンをぶっ放せ」
・"長いこと続いてた自分探しの旅"→「終わりなき旅」
この曲をあえてアルバムリード曲にもしなく、メモリアルソングにもしなく、あくまで『SENSE』の収録曲の1つとしているのがすごく粋だと思う。
ひとこと
ファンにとっては最高の1曲だ
「Prelude」のみんなの評価は?
ひとこと
やっぱりめちゃくちゃ評価高いねこの曲は
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ここからは管理人の「Prelude」独自解釈!
【Prelude/歌詞解釈①】現実的だからこそ説得力がある
この曲は夢追い人に向けた内容になっている。
ただ、どことなく歌詞が現実的。
「夢は叶うよ!」という簡素なメッセージはない。
「嫌なことだってあるし、夢なんてかなわないことがほとんどだ」という厳しめのメッセージが含まれているのだ。
だからこそ、この曲は並外れた説得力がある。
私が特に感銘を受けた歌詞を引用したので見てほしい。
信じていれば夢は叶うだなんて口が裂けても言えない だけど信じてなければ成し得ないことがきっと何処かで僕らの訪れを待っている
信じていたって夢は叶うと限らない。
だけれど、信じてみる価値は絶対にある。
きっと、信じていれば何かが待っている。
この歌詞こそこの曲の最も伝えたいテーマであるような気がする。
ひとこと
信じていれば"何か"が待っている。。。
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まとめ
タイトルの「Prelude」とは"前奏曲"を意味している。
つまり、"何か"が始まる前の曲ということだ。
この曲で描かれている列車というのは、まさにその"何か"へと向かうもの。
憧れ、夢、そして理想。
きっと、列車が行き着く先にはそんな輝かしいものが待っているはずだ。
ひとこと
ほんとに名曲なのでぜひ一度は聴いてほしい
「Prelude」の評価
5点満点中5点
過去曲のフレーズを随所にいれるだなんて、最高!