"引きこもり"を描いた異色作。ただ曲調はキャッチーだし収録アルバム『HOME』には珍しくクールでかっこいい。
この記事の概要
- 「SUNRISE」のみんなの評価は?
- 「SUNRISE」とは一体どういう曲なのか?
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ミスチル/13thアルバム『HOME』の11曲目「SUNRISE」
そもそも「SUNRISE」って?
Mr.Childrenが2007年3月14日に発売した13thアルバム『HOME』に収録されている。
演奏時間が6分35秒もある大作。
曲調はけっこうキャッチーだしクールでかっこいい。
収録アルバム『HOME』にこういう曲調はないので新鮮に聞こえる1曲だ。
ただ、この曲の内容はかなりエグい(^_^;)。
なぜならば、この曲は"引きこもり"をテーマにしているからだ。
自分の部屋に閉じこもり、外の世界とは一切縁を切った主人公。
それでも、いつかは「SUNRISE」、つまり太陽がのぼるように蘇ると主人公は信じている。
この曲を聴いてると悲しくなってしまう。
ただ、それと同時に「自分はこうなってはいけない・・・!」という想いも芽生える。
ひとこと
"引きこもり"をテーマにするってけっこう大胆
「SUNRISE」のみんなの評価は?
ひとこと
ニートソングってww
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ここからは管理人の「SUNRISE」独自解釈!
【SUNRISE/歌詞解釈①】外の世界の声が聞こえる
1番の歌詞では、部屋に閉じこもる主人公と外の世界の対比が描かれている。
部屋という壁に囲まれた空間。
そんな空間を外の世界の逃げ場として主人公は暮らしている。
スピーカーから流れるメロディーは壁を反射してこだまする。
まずは次の引用した歌詞を見てほしい。
公園の方から笑い声 最後に笑った日 思い出そうとして やめて・・・
外の世界の音が聞こえる。
主人公はいつかの自分を思い出す。
外の世界と接していたとき、つまり、引きこもりではなく普通の人だったときの自分の笑顔。
しかし、思い出すと苦しくなる。
だから、思い出そうとするけれど、やめてしまうのだ。
こんな感じで、引きこもりの主人公の1日はあっけなく終わる。
ひとこと
うわぁ・・・
【SUNRISE/歌詞解釈②】引きこもりのまま終われない
2番の歌詞では、なぜ主人公が引きこもりになってしまったのかが分かる歌詞が登場する。
次の引用した歌詞を見てほしい。
どうしてこんな不確かなものを無邪気に信じてこれたんだ?
自分に問いかける主人公。
"不確かなもの"というのは"未来"のこと。
少年時代から描き続けた理想の未来。
それは絶対にこういう未来になるんだ!という主人公の強い信念があった。
しかし、引きこもりになってしまったということは・・・。
そう、理想の未来が訪れることはなかったのだ。
ひとこと
リアル過ぎるなぁ・・・
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まとめ
はたして、主人公は引きこもりを抜け出すことができるのだろうか。
最後に次の引用した歌詞を見てほしい。
何度沈んだってサンライズ この胸に輝かせていたいんだ
今でも主人公は理想の未来が訪れると信じている。
太陽が昇るような、明るく楽しい未来。
引きこもりのまま終わるわけにいかないと、主人公は心の奥で思っているのだ。
ぜひ、主人公には普通の人に戻って欲しいと願うばかりだ。
ひとこと
この曲を聴けば"引きこもり"にならないために勉強や仕事によりいっそう気合い入るかも
「SUNRISE」の評価
5点満点中3.5点
クールなニートソング(笑)