収録アルバム『Hadou』の中で最も普遍的な正統派バラード。もともと稲葉がプロデュースしていた宇浦冴香に歌わせていたため、歌詞は女性目線になっている。
この記事の概要
- 「この手をとって走り出して」のみんなの評価は?
- 「この手をとって走り出して」とは一体どういう曲なのか?
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稲葉浩志ソロ4thアルバム『Hadou』の9曲目「この手をとって走り出して」
そもそも「この手をとって走り出して」って?
稲葉浩志がソロ名義で発売した四枚目のアルバム『Hadou』に収録されている。
TBS系「NEWS23クロス」の初代エンディングテーマになっていることもあって非常にキャッチーな1曲。
初めて聴いたときはすごい良い曲だなあと思っていたが、内容があまりにも単調なラブソングでひねりがないため何度も聴こうとは思わなかった。
ただ、稲葉が女性目線の歌をうたうというのはかなり珍しいので貴重な1曲である。
「この手をとって走り出して」は何位にランクイン?
ひとこと
稲葉が歌う女性目線の歌も良い。。。
「この手をとって走り出して」のみんなの評価は?
ひとこと
しっとりと聴かせてくれる。。。
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ここからは管理人の「この手をとって走り出して」独自解釈!
【この手をとって走り出して/歌詞解釈①】恥ずかしがり屋な主人公
内容は主人公(女性)の彼氏への愛しい思いをシンプルに歌ったもの。
タイトルの「この手をとって走り出して」は彼氏に身を任せてもいいという、女性らしい主人公なりの愛情を表現しているのだ。
1番の歌詞では、2人のデートの様子が描かれている。
主人公が女性なので彼氏の些細な特徴をしっかりとおさえている。
次の引用した歌詞を見てほしい。
昼間の映画館を出てまぶしさに目を細め苦笑いする顔きらいじゃないよほんとに
女性らしい歌詞だなあと思う。
彼氏のまぶしさの中で苦笑いする顔をしっかりと主人公は見ているのだ。
また"きらいじゃないよ"という表現が主人公の恥じらいをあらわしている。
恥ずかしがり屋な主人公なのだ。
ひとこと
恥ずかしがり屋も素敵
【この手をとって走り出して/歌詞解釈②】愛情が強い方は自分?それともあなた?
2番の歌詞では、彼氏に対する愛情があまりにも大きすぎて不安になっている主人公の様子が描かれている。
次の引用した歌詞を見てほしい。
この人しかいないなんて思わないようにしたい つらい思いするのはいつだって愛情の強い方
この歌詞はすごく胸に刺さる。
愛するがゆえに生まれる不安。
主人公はあまりにも彼氏が好きすぎて、いつかつらい思いをしてしまうのではないかと考えてしまっているのだ。
おそらくこの主人公もだが彼氏もかなりの恥ずかしがり屋というか、奥手だと思う(笑)。
だから、主人公は自分の方が愛情が強いのかもと不安がっているし、タイトルの「この手をとって走り出して」も深読みすれば彼氏に対してたまには男らしく強引な態度をとってほしいという願いがあるのかもしれない(笑)
ひとこと
恥ずかしがり屋なふたり。。。
【この手をとって走り出して/歌詞解釈③】一生あなたについていきます
愛情が強すぎて不安になっている主人公。
しかしラストでは一生彼氏についていきたいという願いを高らかに歌いこの曲は終わる。
ラストの歌詞を引用したので見てほしい。
あなただけにしか触れられない心のスイッチがあるきっとそれだけは何が起きても消えることはないでしょう
この先何があっても、"あなた"だけにしか触れられない主人公自身のスイッチ(恋心)は消えることがないのだ。
女性らしいプロポーズである。
ポイント
あなたにしか触れられない
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まとめ
この曲は主人公が女性なので、女性の方はより共感できるかもしれない。
また主人公の恥ずかしがり屋な性格がわかる歌詞がたくさんあるので、どのような主人公なのかを想像して聴くとより深みが増すと思う。
ひとこと
なんか味わい深い1曲