この曲は稲葉が宇浦冴香というアーティストに提供した「友達以上恋人未満」のセルフカバーである。
この記事の概要
- 「CAGE FIGHT」のみんなの評価は?
- 「CAGE FIGHT」とは一体どういう曲なのか?
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稲葉浩志ソロ4thアルバム『Hadou』の7曲目「CAGE FIGHT」
そもそも「CAGE FIGHT」って?
稲葉浩志がソロ名義で発売した四枚目のアルバム『Hadou』に収録されている。
宇浦冴香というアーティストに提供した「友達以上恋人未満」のセルフカバー。
「友達以上恋人未満」は稲葉が作詞をしていないため、セルフカバーをするにあたって書き直したらしい。
「CAGE FIGHT」(ケージ・ファイト)とは格闘技の一種で金網で囲まれた舞台で行う試合のこと。
歌詞を見るとわかるが、主人公は街を檻のように思っており、まさに人生そのものが「CAGE FIGHT」状態であるというのがこの曲の内容である。
ひとこと
街が檻に見えるって、そうとうやばい
「CAGE FIGHT」のみんなの評価は?
ひとこと
やる気にさせてくれる1曲!
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ここからは管理人の「CAGE FIGHT」独自解釈!
【CAGE FIGHT/歌詞解釈①】どんなに病んでも、戦ってやる!!
1番の歌詞では主人公の病んでいる様子が描かれている。
次の引用した歌詞を見てほしい。
毒がゆるく回るように気分が重くなる信号を待ってたらこの街が檻に見えたよ
主人公が病んでしまった原因は曲中で具体的に明らかにされていない。
おそらく嫌なことがたくさんあり病んでしまったのだろう。
こうして、主人公は街が檻に見えてゆくようになる。
嫌なことから逃げられないという思い込みが主人公にはあるのだ。
しかし、ただ病むだけの主人公ではない(!)。
街が檻に見えたのなら、檻の中で戦えばいいという考えがちゃんとあるのだ。
次の引用した歌詞を見てほしい。
ちっぽけな自分を知ったなら腹くくってFight
すぐに病んでしまうという弱い自分をちゃんと受け入れて、嫌なことでも真っ正面から戦ってやるという主人公の覚悟がうかがえる歌詞だ。
さらに言うと、聴き手である私たちに勇気を与えてくれる歌詞でもある。
ひとこと
何に対してもFight精神を持つことが大事!
【CAGE FIGHT/歌詞解釈②】まだまだ弱い自分だけど
2番の歌詞では、檻の中で嫌なことでもちゃんと戦うという覚悟はあるものの、どこか弱い部分をまだ隠しきれていない主人公が描かれている。
いつなんどきどんな相手とも戦うなんて言ってみたいよ1度くらい
たしかに「どんな相手でも戦ってやる!」と言えるくらいの強さがあれば生きることは楽であろう。
この歌詞の"相手"とは単に人間だけではなく、嫌なことという意味も含まれているはず。
もし自分が絶対にかなわないような"相手"が立ちはだかったときでも、「戦ってやる!」という強い気持ちがあれば何かが変わるのかも知れない…。
ひとこと
おそれちゃいけない。。。
【CAGE FIGHT/歌詞解釈③】弱気な自分と強気な自分
2番のサビと大サビの歌詞が個人的にすごく面白い。
引用したので見てほしい。
ムリじゃないそりゃ楽でもない誰のせい医者に聞いてよ手に負えんそんな言わないで
自問自答を繰り返しているのだ。
これは曲中に"ひとりだけどひとりじゃない"という歌詞があるように、主人公の中に弱気な自分と強気な自分がいるという意味である。
主人公は弱気な自分を払いのけたいはず。
強気な自分だけならばこのような自問自答をすることもなく戦いにいそしめるのだから。
またCメロの歌詞を引用したので見てほしい。
話しかけないで先に行ってておくれそんな簡単じゃないでもいつか追いつけるよ
この歌詞は主人公の中にいる強気な自分に向けて歌われている。
つまり、サビの歌詞のように自分の弱気発言に首をつっこんでくる強気な自分を、主人公は煙たがっているのだ(笑)。
しかしそんな強気な自分にいつかは追いつけるように、本性である弱気な自分で戦い続けるのだ。
ひとこと
弱い自分を受け入れる。。。
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まとめ
女性よりも男性の方がこの曲に共感する人が多いと思う。
ノリノリな曲調でもあるので、ぜひ嫌なことと戦うのに疲れてしまったのならこの曲を聴いて再び立ち上がってほしい(^^)/。
ひとこと
ファイト!!