元々この曲のタイトルは収録アルバムのタイトルでもある「Hadou」であった。しかし結局はこの「The Morning Call」というタイトルになった。理由はおそらくアルバムのタイトルを名付けてしまうと、収録曲のうちこの曲だけがアルバムのコンセプトを提示しているものだと思われてしまうからだろう。
この記事の概要
- 「The Morning Call」のみんなの評価は?
- 「The Morning Call」とは一体どういう曲なのか?
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稲葉浩志ソロ4thアルバム『Hadou』の3曲目「The Morning Call」
そもそも「The Morning Call」って?
稲葉浩志がソロ名義で発売した四枚目のアルバム『Hadou』に収録されている。
曲調はキャッチーで、稲葉ソロとしては聴きやすい1曲。
ちなみに「LOST」「絶対(的)」そしてこの曲「The Morning Call」は3つで1つの物語であると私は解釈している。
>>>『Hadou』の世界へと導く1曲目「LOST」~歌詞の意味とは?【歌詞解釈】
>>>何で"(的)"なの!?「絶対(的)」~歌詞の意味とは?【歌詞解釈】
ついにこの曲で主人公と恋人は別れてしまった。
ひとこと
三部作の最終章
「The Morning Call」のみんなの評価は?
ひとこと
爽やかで朝っぽい。。。!
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ここからは管理人の「The Morning Call」独自解釈!
【The Morning Call/歌詞解釈①】神秘的だった恋人
1番の歌詞では、朝にもかかわらず別れてしまった恋人に電話をしたくなっている主人公の様子が描かれている。
次の引用した歌詞を見てほしい。
朝もやを切りさくように黄金色に海が輝いたよ神さまでもいそうな気配がして思わず電話したくなった
この歌詞は冒頭の箇所。
内容とは関係ないが、この歌詞が冒頭にあるとすごくさわやかでつかみは最高であると思う(^^)/。
とても綺麗な海の光景が目に浮かぶ。
しかしこの歌詞だけでは特に意味はない。
直後のサビの歌詞でこの歌詞をなぜ挿入したのかがわかる。
とぎれそうでとぎれない神秘の波動
このサビの歌詞だけだと"神秘の波動"とは先ほど引用した歌詞の"黄金色の海"によるものだと思ってしまう。
しかし、この"神秘の波動"というのは主人公の(別れた)恋人によるものなのだ。
この解釈の根拠は1曲目「LOST」と2曲目「絶対(的)」の歌詞にある。
>>>『Hadou』の世界へと導く1曲目「LOST」~歌詞の意味とは?【歌詞解釈】
>>>何で"(的)"なの!?「絶対(的)」~歌詞の意味とは?【歌詞解釈】
詳しくはそれらのレビュー記事を見てほしいが、この2曲には恋人が目の前にいなくても声、つまり波動を感じる主人公の様子を描いている歌詞があるのだ。
つまり、主人公にとって黄金色に輝く海よりも恋人の存在の方が神秘的なのだ。
ひとこと
神秘的だった恋人。。。
【The Morning Call/歌詞解釈②】綺麗な景色よりも・・・!
2番の歌詞では恋人と別れたことにより悲しんでいる主人公の様子が描かれている。
次の引用した歌詞を見てほしい。
夕焼けのときとは違うひまわり色に空が染まってゆくよきみならあの色を何と名づけるだろう死ぬほど知りたい
夕焼けの美しい空の色とはまた違った、"ひまわり色"に染まっている様子がわかる。
これは1番の歌詞、そしてこの曲のタイトルからもわかるとおり朝一番の空の様子である。
とても綺麗な空であるが、主人公にとってそんなのはどうでもいい。
知りたいのは恋人がこの空の色を何と名付けるか、それだけなのである。
ひとこと
どんだけ好きなの笑
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まとめ
最後に2番のサビの一部を引用したので見てほしい。
きみの幻を追いかける日々しょうがないだろとめられない
主人公は恋人と別れたことを非常に悔やんでいるのだ(>_<)
このように主人公の後悔がひしひし伝わる1曲だけれど、曲調は爽やかでキャッチー。
また「LOST」「絶対(的)」とこの曲、3曲で1つの物語になっているので絶対にセットで聴いてほしい。
>>>『Hadou』の世界へと導く1曲目「LOST」~歌詞の意味とは?【歌詞解釈】
>>>何で"(的)"なの!?「絶対(的)」~歌詞の意味とは?【歌詞解釈】
ひとこと
爽やかで好き