タイトルがインパクトのある1曲。中身も心苦しい物語を語るという異色な内容。ただ、"一見は百聞に如かず"というのはあくまで前振りに過ぎない。
この記事の概要
- 「ROLLINʼ ROLLING 〜 一見は百聞に如かず」のみんなの評価は?
- 「ROLLINʼ ROLLING 〜 一見は百聞に如かず」とは一体どういう曲なのか?
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ミスチル/18thアルバム『REFLECTION』({Naked}のみ)の収録曲「ROLLINʼ ROLLING 〜 一見は百聞に如かず」
そもそも「ROLLINʼ ROLLING 〜 一見は百聞に如かず」って?
タイトルの副題がインパクトありすぎな1曲(笑)。
このインパクトは7thシングル「everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-」以来かもしれない。
>>>ミスチルの黒歴史。。。「everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-」~歌詞の意味とは?【歌詞解釈】
収録アルバム『REFLECTION』の中では最も過激なロックソング。
それほどキャッチーではないけれど、歌詞の面白さが癖になる。
初めて私がこの曲を聴いたときは「なんか新鮮!」と思った。
今までにないタイプの1曲なので、ぜひこういう曲をシングルにしてほしい。
ひとこと
新しいミスチルを感じることができる1曲だ!
「ROLLINʼ ROLLING 〜 一見は百聞に如かず」のみんなの評価は?
ひとこと
歌詞がかなりおもしろい笑
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ここからは管理人の「ROLLINʼ ROLLING 〜 一見は百聞に如かず」独自解釈!
【ROLLINʼ ROLLING 〜 一見は百聞に如かず/歌詞解釈①】インパクトあり過ぎなタイトルの意味は?
タイトルの「ROLLINʼ ROLLING」とは日本語で"転がり続けろ!"という意味。
これはラストの大サビにしか関わってこない。
そして、インパクトありすぎの副題。
これは言わずもがな、ことわざの"百聞は一見に如かず"を逆転させたもの。
この曲は2つの"心苦しい物語"を聴き手に聞かせてくれる。
つまり、その心苦しい2つの物語というのは一見するよりも耳で何回も聞いた方が良い=この曲を何回も聴いてくれ!ということだ(笑)。
ただ、実はこの副題はあくまで前振りに過ぎない。
ラストの大サビでこの副題をつけた本当の意味が分かる。
ひとこと
ぜひ最後まで聴いてみてほしい
【ROLLINʼ ROLLING 〜 一見は百聞に如かず/歌詞解釈②】心苦しい2つの物語
この曲が私たち聴き手に聞かせてくれる心苦しい2つの物語は、本当に生々しくてツラい。
1つは真面目な働き者の物語。
家族のために一生懸命働いていた彼。
しかし、親友に妻を寝取られてしまい、そして出て行かれてしまう。
現在、彼は通院中だそうだ・・・。
そして2つ目は「神童」と呼ばれた少年の物語。
美声の持ち主だった少年は歌をうたうことでたくさんの人々から涙と喝采を贈られ、「神童」と呼ばれた。
しかし、13歳をむかえた少年は変声期を経験し、今では「普通の人」だそうだ・・・。
この2つの物語を通して、Cメロでは主人公の嘆きが歌われる。
酸いも甘いも知り尽くしてきたつもりだけれど かくもほろ苦く 人生はなぜ私たちに試練を与えてくださるのか? 神の御心は計りしれない・・・
なぜ人生には、この2つの物語のように、不条理と思えるほどの試練が付きまとうのだろうか。
神さまは何を持って私たちを苦しめるのか・・・。
ひとこと
"神の御心は計りしれない"という主人公の嘆きが心に響く。
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まとめ
ラストの大サビで若者に向けた応援メッセージを贈る。
今まで聞かされた心苦しい2つの物語のように、人生には試練が付きもの。
「それでも栄光に向かって突き進んでほしい」という桜井おじさんからの頼もしいメッセージ。
いいかい そこの若ぇの 援護射撃するぞ さぁ駆け抜けろ そうだROLLINʼ ROLLING!! 栄光を手にしよう さぁ駆け抜けろ いいかい そこの若ぇの 百聞は一見に如かず お前の目で見ろ!!
最後の最後で"百聞は一見に如かず"と歌い上げる。
つまり、心苦しいことは"百聞"程度で良い。
ただ、栄光といった輝かしいものはぜひその目で確かめてみてほしいということだ。
ひとこと
ラストの大サビが醍醐味
「ROLLINʼ ROLLING 〜 一見は百聞に如かず」の評価
5点満点中4点
今までにないタイプの1曲なのでかなり印象に残る!