収録アルバム『Peace Of Mind』のラストをかざる1曲。アコースティックギター主体であり、これは1曲目「おかえり」も同様である。
>>>誰に向けた歌なのか?「おかえり」~歌詞の意味とは?【歌詞解釈】
つまり、3rdアルバム『Peace Of Mind』はアコギで始まりアコギで終わるアルバムなのだ。
この記事の概要
- 「あの命この命」のみんなの評価は?
- 「あの命この命」とは一体どういう曲なのか?
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稲葉浩志ソロ3rdアルバム『Peace Of Mind』の13曲目「あの命この命」
そもそも「あの命この命」って?
稲葉浩志がソロ名義で発売した三枚目のアルバム『Peace Of Mind』に収録されている。
最後に製作された曲らしく「これだけは書かなきゃ」と歌詞が書かれ、その後曲がついたという。
命の重さ、はかなさがテーマになっており、とてもメッセージ性が強く考えさせられる内容になっている。
「あの命この命」は何位にランクイン?
ひとこと
考えさせられる1曲。。。
「あの命この命」のみんなの評価は?
ひとこと
短いけど濃い。。。
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ここからは管理人の「あの命この命」独自解釈!
【あの命この命/歌詞解釈①】残念ながら命は平等ではない
1番の歌詞では不平等な命の重さについて描かれている。
AメロBメロで対照的な2つのエピソードが語られている。
簡単にそれらをまとめたので以下を見てほしい。
- 最新の医学によって、36時間の手術を行い救われた小さな命→誰もが涙を流した
- 最新の爆弾によって、一瞬で吹き飛んだ多くの命→誰もが知らないまま
この2つのエピソードは対照的になっている。
まさに命の重さが不平等であることをあらわしているのだ。
ひとこと
不平等なんていやだ。。。
【あの命この命/歌詞解釈②】戦争の恐ろしさ
2番の歌詞では、戦場で戦うことを余儀なくされる兵士の、切なくて悲しい様子が描かれている。
また1番の歌詞と同じように、2つの命がどれだけ重いのかというのも描かれている。
Aメロの歌詞を全て引用したので、見てほしい。
一歩踏み出すたびに重いリュックが揺れその底にあの人の手紙と写真 最前線(げんば)でためらうことは許されずこっちの愛のためにあっちの愛を消す
戦場では命の奪い合いであることがこの歌詞であらわされている。
このエピソードでの主人公には愛する人がいる。
しかしながら相手だって愛する人はいる。
つまりどちらも同じ立場であるにもかかわらず自分の愛のために相手の命を奪わないといけないのだ。
1番の歌詞ではある程度環境の違う2つの命について描いていたが、この歌詞では同じ環境下にある命について描いているのだ。
同じ環境であろうと違う環境であろうとも、命の重さやはかなさが切ないほどに突きつけられる。
この歌詞をみると、いかに戦争とは切なくて悲しい出来事だと思い知らされる。
ひとこと
戦争はいやだ。。。
【あの命この命/歌詞解釈③】すべての命が平等であればいい
サビでは命が非情にも奪われていく世の中に対して、稲葉の嘆きが歌われている。
次の引用した歌詞を見てほしい。
あの命この命どちらがどれだけ重いんでしょう
命の重さが不平等であってはいけないと思うが、現実は冷酷だ。
ひとこと
稲葉の嘆きに耳を傾けよう
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まとめ
サビの稲葉の嘆きもだが、この曲は全体的に切ない。
それでも、この曲は絶対に聴かなければいけない1曲だと思う。
ひとこと
切なさ一品級。。。