収録アルバム『Peace Of Mind』の中では最も演奏時間が長い1曲。タイトルの「Tamayura」とは、漢字で「玉響(たまゆら)」と書き、ほんの少しという意味がある。長い曲なのにタイトルの意味が"ほんの少し"(笑)。
この記事の概要
- 「Tamayura」のみんなの評価は?
- 「Tamayura」とは一体どういう曲なのか?
スポンサーリンク
稲葉浩志ソロ3rdアルバム『Peace Of Mind』の7曲目「Tamayura」
そもそも「Tamayura」って?
稲葉浩志がソロ名義で発売した三枚目のアルバム『Peace Of Mind』に収録されている。
この曲は稲葉曰く「まとめるのに苦労した曲」だったという。
また、制作した当時から絶対1曲目に演奏しようと思っていたらしく実際2010年のソロツアー「Koshi Inaba LIVE 2010 〜enII〜」では1曲目に抜擢された。
ひとこと
たしかにライブの1曲目んびふさわしい。。。かも
「Tamayura」のみんなの評価は?
ひとこと
高評価多数!
スポンサーリンク
ここからは管理人の「Tamayura」独自解釈!
【Tamayura/歌詞解釈①】病んでばかりいちゃダメ
まずは1番の冒頭の歌詞を引用したので見てほしい。
不細工に揺れる心が嫌になり自由を知りたくて手当たりしだいにやせっぽっちの体傷つけて
ここで描かれているのは病んでる人。
"不細工"や"やせっぽっち"という言葉があることで、この歌詞がただよわせている負のオーラがより強調されている。
はたしてこのように自分自身が嫌になり体を傷つけるという行為は、短い人生において何か役に立つのだろうか。
きっと役に立たないはず。
そこで主人公は自傷行為をしてしまうほど病んでいる人にアドバイスを与えているのだ。
次の引用した歌詞を見てほしい。
今そこにある悲哀今こそ見つめてその正体を暴けよ
もし、病んでしまったのならまずは病んでしまった原因を冷静に見つけることが大切なのだと主人公は伝えているのである。
これはとても合理的というか、人生を豊かにするにはとても効果的な考えだと思う。
病んでしまう、つまり、悲しくなってしまうと、ただただその悲しみにおぼれてしまう。
そうなってしまうと人生においてまったく得にならないしただの時間の無駄。
だから時間を無駄にしないためにもまずは冷静になり、原因を見つけることが大切なのである。
ひとこと
とてもためになるアドバイス。。。!
【Tamayura/歌詞解釈②】不満をこぼしてばかりじゃダメ
2番の歌詞も1番の歌詞と同様に、時間をむだにしてはいけないという主人公からのアドバイスが描かれている。
まずはこの歌詞を見てほしい。
愛が重労働に変わるようなシステムを胸にインストールされて不満を漏らしたときはもうどっぷり肩までつかってるそれこそが人生のワナじゃん
1番の歌詞では病んでる人について歌っていたが、2番の歌詞では人付き合いに疲れている人について。
ここの歌詞にでてくる"愛"は恋人同士のものではなく、人と人が関係を構築していく過程で生まれる全般的な愛のことであろう。
つまり、人との関係において不満を漏らしてしまうと止まらなくなってしまうというのがこの歌詞の意味である。
不満を漏らすのではなく、なぜ自分は不満と感じてしまうのか原因を突き止めることが人生の得になり時間をかけずにすむのだ。
ひとこと
不満を漏らしたくなることは誰にもあるけどね。。。
【Tamayura/歌詞解釈③】時間の檻を抜けだそう
サビはまさに、この曲で稲葉が最も伝えたかったことであろう。
一部の歌詞を引用したので見てほしい。
たまゆらなLIFE たまゆらなLIGHT時間のオリを踏み出して燃えつきて 超微粒子になれ
短い人生の中で、無駄な時間(病んで自傷行為をしてしまったり、たらたら他人の不満を漏らす時間)という"時間のオリ(檻)"を抜け出す。
そして、そのような檻にとらえられないほどの超微粒子のように生きてほしいというメッセージである。
ひとこと
超微粒子のように
スポンサーリンク
まとめ
稲葉の"とてもためになるメッセージ"が込められた1曲。
落ちこんだときに聴くと、生きる勇気をもらうことが出来る。
ひとこと
たまゆらな人生、あなたはどう生きる?