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1993年9月1日発売。2ヶ月前に発売された3rdシングル「Replay」が収録。
>>>"あの曲"の後日談を描いた1曲!?「Replay」~歌詞の意味とは?【歌詞解釈】
オリコン週間最高順位は3位であり、これはMr.Childrenにとって初めてのトップ10入りとなった。また、累計売上は80万枚を超えており、日本レコード協会からはミリオン認定を受けている。
この記事の概要
- 『Versus』のみんなの評価は?
- 『Versus』とは一体どういうアルバムなのか?
- 『Versus』の全収録曲レビュー一覧
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ミスチル/3rdアルバム『Versus』
ミスチル/3rdアルバム『Versus』のみんなの評価は?
ひとこと
ブレイク直前のエネルギーを感じる
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ミスチル/3rdアルバム『Versus』の特色
前作に比べて暗い内容の曲が増えている。
しかし、初期のMr.Childrenらしいポップでさわやかな曲も満載。
まさにブレイク直前の、初期ミスチルの集大成になっている。
タイトルの『Versus』とは日本語で"対"という意味。
アルバムタイトルは、異なるタイプの曲(奇数番号の曲は少し暗い曲、偶数番号の曲は明るい曲)が対(Versus)になるように交互に並べていることに由来する。
ブレイク期から始まる鬱要素満載の作風が所々にでているため、本作を"初期ミスチル"のくくりに入れるのはたしかに疑問もある。
ただ、偶数番号に収録されている明るい曲が、やはり初期ミスチルにしかだせない爽やかさとポップさを兼ね備えているので、やっぱり"初期ミスチル"のアルバムだ。
初期三部作では一番影が薄い!?
ちなみに、『Versus』は初期三部作の中では最も影が薄い。
1stアルバム『EVERYTHING』では、やはり公民的バンドのデビューアルバムというだけあってメモリアル感がある。
>>国民的バンドの記念すべきデビュー作!1stアルバム『EVERYTHING』【アルバムレビュー】
2ndアルバム『Kind of Love』はおよそ110万枚を売り上げた、初期三部作の中では最も完成度の高いアルバムだ。
>>なぜ初期三部作の中では最高売上を記録したのか?2ndアルバム『Kind of Love』【アルバムレビュー】
それらに対して、『Versus』はこれといった特徴がない。
およそ1年後に発売された4thアルバムが驚異的な売上を誇るので、それもまた本作の影を薄くさせてしまった。
ひとこと
影が薄い。。。
ミスチル/3rdアルバム『Versus』の全収録曲レビュー一覧
各曲をクリックするとレビュー記事にとびます。
4.Replay(3rdシングル)
6.蜃気楼
7.逃亡者
8.LOVE
10.my life
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まとめ
前2作のさわやかさ全開のアルバムというよりは、後のアルバムのコンセプトでもある自分自身と向き合っていく、暗いアルバムに近いかもしれない。
ただ、初期らしいさわやかな曲もあるので、初期とブレイク期の両方のエッセンスが詰め込まれた、まさに、明と暗が対になったアルバムである。
ひとこと
初期ミスチルの集大成をぜひ。。。