ピアノ主体の鬱々しいバラード。夢を諦めようとする主人公が描かれており、終始もの悲しい雰囲気が漂っている。
この記事の概要
- 「蒼」のみんなの評価は?
- 「蒼」とは一体どういう曲なのか?
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ミスチル/16thアルバム『SENSE』の8曲目「蒼」
そもそも「蒼」って?
Mr.Childrenが2010年12月1日に発売した16thアルバム『SENSE』に収録されている。
ピアノ主体の普遍的なバラード。
3分45秒という比較的短めの演奏時間で、収録アルバム『SENSE』の中では最も短く、唯一の3分台である。
個人的には『SENSE』の中では最も印象に残らなかった1曲。
10曲目の「ハル」とかぶるし、タイトルの「蒼」は曲中に登場しないのでどういうタイトルか忘れてしまう。
>>>なぜカタカナ表記なのか?「ハル」~歌詞の意味とは?【歌詞解釈】
もっと良いタイトルがあったと思う(^_^;)。
キャッチーでもないので、なんだか中途半端な1曲である・・・。
ひとこと
まじで「ハル」とかぶる。。。
「蒼」のみんなの評価は?
ひとこと
哀愁漂う。。。
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ここからは管理人の「蒼」独自解釈!
【蒼/歌詞解釈①】「蒼」の意味は?
この曲の主人公は終始暗くて悲観的。
つまり、ブルーな気持ちになっている。
まさにタイトルの「蒼」というのはまさに主人公のブルーな気持ちをあらわしている
"蒼"という漢字は一般的に使われる"青"よりも深い意味がある。
多くの意味があるが、特にこの曲と合っている意味が"あおざめて生気がない、色つや"がないだ。
夢が叶わない主人公の様子はまさにあおざめて生気がないものであろう。
ちなみに、読み方は"あお"なのか、はたまた"そう"なのか。
これはもう各々のセンスに任せるしかない。
個人的には青にはない読み方の"そう"かな。
ひとこと
蒼って漢字かっこいい
【蒼/歌詞解釈②】夢はささくれのようなもの
1番の歌詞では、どうにか運命にあらがって夢を叶えたいと願う主人公の様子が描かれている。
ただ、主人公はどことなく諦めているような感じがしてしまう(^_^;)。
これは少し暗めな曲調のせいなのかもしれないけれど「どうせ夢なんか叶わないよなぁ・・・」とため息をつく主人公が目に浮かんでしまうのだ(笑)。
次の引用した歌詞を見てほしい。
その人なりが果たすべき使命に ただひたむきであれと諭すのに
人は生まれたときから運命が決まっているのかもしれない。
たとえそのような運命が決まっていたとしても、主人公はどうしても叶えたい夢があるのだ。
ただ、この歌詞の後のサビでは"夢はささくれ"というフレーズが登場する。
ささくれは痛くてわずらわしい。
つまり、夢は生きてく上で煩わしいものだと主人公は思っているのだ・・・。
ひとこと
悲観的だなぁ
【蒼/歌詞解釈③】心は勝手に夢へと手を伸ばしている
2番の歌詞では、夢は叶わないと知ってもどうにか手を伸ばそうとする主人公の様子が描かれている。
最後の歌詞を引用したので見てほしい。
ただただ自分の身の丈を知らされ それでも心は手を伸ばし続ける
夢を追いかける道中で挫折することはあるはず。
きっと主人公も挫折を経験しており、何度も自分の身の丈を思い知らされたはずだ。
しかし、主人公は夢を諦めようとはしない。
ポジティブに見えるけれど、"心は"という歌詞にどこか後ろめたさを感じる。
「夢を諦めようとしているのに、心は勝手に夢へと手を伸ばそうとしている」
現実的に考えると夢は諦めるべきだとわかっているのに、心は諦めずにいるという葛藤が描かれているように思える・・・。
ひとこと
心は言うことをきかない。。。
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まとめ
もの悲しい1曲で、なおかつキャッチーでもないので捨て曲だと思われても仕方が無い。
ただ、もの悲しい気分に浸りたいひとは聴いてみるといい。
ひとこと
ブルーな気持ちに浸りたい人はぜひ。。。
「蒼」の評価
5点満点中2点
もの悲しい1曲