収録アルバム『志庵』の中では、おそらく最も目を引くタイトルだろう。元々「ファミレス午前3時」とは仮タイトルだったが、最終的に正式なタイトルになったらしい。
この記事の概要
- 「ファミレス午前3時」のみんなの評価は?
- 「ファミレス午前3時」とは一体どういう曲なのか?
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稲葉浩志ソロ2ndアルバム『志庵』の7曲目「ファミレス午前3時」
そもそも「ファミレス午前3時」って?
稲葉浩志がソロ名義で発売した二作目のアルバム『志庵』に収録されている。
元々「ファミレス午前3時」は仮タイトルだったという。
稲葉はこの曲に関して「B'zでは使わない題名ですね。B'zなら『夜明けのダイナー』かな」と発言している。
ちなみにこの曲は弾き語りソング。
この弾き語りというのが夜明け前の"午前3時"というけだるくて眠たい時間帯を表現していて素晴らしい。
「ファミレス午前3時」は何位にランクイン?
ひとこと
『夜明けのダイナー』じゃなくて良かったと思う
「ファミレス午前3時」のみんなの評価は?
ひとこと
味わい深さは一品級。。。
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ここからは管理人の「ファミレス午前3時」独自解釈!
【ファミレス午前3時/歌詞解釈①】ファミレスという、夢追い人のたまり場
内容は午前3時にファミレスで仲間と夢を語り合う主人公の物語。
1番の歌詞では主人公は人生に迷っていることがわかる。
次の引用した歌詞を見てほしい。
きみの言うようにもっと気楽に生きてゆけたら肩もこらないでしょう
この曲の中で"きみ"はここの歌詞にしかでてこない。
しかし、この後の歌詞では"僕ら"や"我ら"という言葉がある。
おそらく"きみ"というのは主人公とともに夢を追いかける仲間なのだろう。
そんな仲間である君から「もっと気楽に生きていこうよ!」と言われた主人公。
きっと主人公は将来をよく考える堅実な人なのだ。
いつまで夢を追いかけるのだろうと考えてしまい、将来が不安だから気楽に生きることができないのである。
こういうエピソードの曲はやっぱり自分の過去の経験が投影されてるような気がする。
つまり、稲葉がまだ売れていないときのエピソードなのかもしれないのだ。
ちなみに芸人が売れない頃ファミレスで一晩中ネタの打ち合わせをしてたというエピソードをよく聞いたときがある。
ファミレスというのは夢追い人のたまり場なのだ。
ひとこと
夢の語らい場。。。
【ファミレス午前3時/歌詞解釈②】互いを気遣う、信頼しあった2人
2番の歌詞では具体的な主人公たちの様子が描かれている。
次の引用した歌詞を見てほしい。
ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ熱いのもう一杯注いでもらいなよ
コーヒーが冷めちゃうほど主人公たちは語り合っている。
そして主人公は「もう一杯注いでもらいな」と仲間に言う。
1番の歌詞では仲間が主人公に対して「もっと気楽に生きていこうよ!」と言っていた。
どちらともお互いを気遣っているのである。
つまり、2人はお互いを大切な存在であると認識しているのだ。
ひとこと
気を遣い合える仲間。。。
【ファミレス午前3時/歌詞解釈③】午前3時、もうすぐ太陽が昇るころ・・・
サビは曲中で3回歌われる。
その中で3回とも同じ歌詞がでてくるのだ。
その歌詞がこちら。
本当に一番きらきら輝くのは自分の中燃えたぎる太陽 我らの中昇りゆく太陽
午前3時はそろそろ太陽が出てくる直前の時間帯。
主人公たちの中にある"太陽"とは夢である。
この自分たちの太陽こそが最も輝いているものなのだと歌っている。
"昇りゆく"とは夢が叶うという意味であろう。
まさに主人公たちの状況も午前3時のような太陽が昇らない、暗い状況かもしれない。
しかし、午前3時は太陽が出てくる直前の時間帯である。
もうちょっとで夢が叶う、そんな主人公たちの願いも込められたタイトルなのかもしれない。
ひとこと
太陽よ、昇れ!
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まとめ
弾き語りだからこその味わい深さがある。
夢追い人の物語というのもどこかドラマティックで良い。
ひとこと
味わい深い曲を聴きたい人はぜひ。。。