収録アルバム『Peace Of Mind』のオープニングナンバー。1stアルバム『マグマ』の不穏な雰囲気の「冷血」、2ndアルバム『志庵』の激しいロック調の「O.NO.RE」とはまた違った優しい曲調のオープニングナンバーだ。
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この記事の概要
- 「おかえり」のみんなの評価は?
- 「おかえり」とは一体どういう曲なのか?
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稲葉浩志ソロ3rdアルバム『Peace Of Mind』の1曲目「おかえり」
そもそも「おかえり」って?
稲葉浩志がソロ名義で発売した三作目のアルバム『Peace Of Mind』に収録されている。
イントロなしでサビから始まる、アコギがフィーチャーされている。
アコギの音色が心地よく、曲の長さも約2分40秒ととても短い。
そのためすっと心に染みわたる。。。
ひとこと
アルバムのつかみとしては良いと思う。。。
「おかえり」のみんなの評価は?
ひとこと
始まりの曲
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ここからは管理人の「おかえり」独自解釈!
【おかえり/歌詞解釈①】ファンのみなさんに、おかえり
内容はタイトルのとおり、主人公が誰かにおかえりの歌をうたっている様子が描かれている。
たまにしか発売されないソロ作品、アルバムの1曲目であるということを考慮すると、聴き手(ファン)の人々に「おかえり」と言っていると考えることができる。
冒頭の歌詞を引用したので見てほしい。
笑っておかえりなさい オミヤゲは今度でいいから
この歌詞での"オミヤゲ"とは収録アルバム『Peace Of Mind』発売の背景を知ることでわかる。
簡単にまとめると、稲葉のソロとしてのライブは行われていなかった。
しかし本作の発売により、初のライブが開催されたのだ(その模様は『LIVE 2004 〜en〜』で見ることができる)。
つまり、この歌詞の"オミヤゲ"とはファンの声援である。
声援はライブのときでいいから、このCDでソロ作品を堪能してほしいという意味だ(^^)/。
ひとこと
オミヤゲ=声援
【おかえり/歌詞解釈②】危険な世の中だ。。。
さて1番の歌詞では世界情勢の危うさについて歌われている。
次の2つの引用した歌詞を見てほしい。
何が起きるか?見当もつかないよほらひびいてる警告のベル
この星の現状 どこだって戦場
何が起きるかわからない世の中。
あらゆる場所で事件・事故が起こっており、それはまるで戦場のよう。
前作『志庵』の終盤にも世界情勢を歌った社会派ソングが収録されていたため、その延長線上に位置している曲なのかもしれない。
ちなみに、1番のサビでは"オマモリ"という単語が登場する。
冒頭の歌詞に登場した"オミヤゲ"と同じカタカナであるし、字面も似ている。
つまり、"オマモリ"とはこれまでにファンからもらった声援をあらわしているのだ。
ひとこと
オマモリ=これまでの声援
【おかえり/歌詞解釈③】サポートメンバー、スタッフに対する愛
2番の歌詞(細かく言えばAメロBメロ)では稲葉の周りでサポートしてくれている人に向けて歌っている。
次の2つの引用した歌詞を見てほしい。
誇りをもち動く人たちよ口あけるのは命がけのドア
その愛情がちゃんと伝わりますようにとびこんでくる人はなれて見てる人
まず1つ目の歌詞では誇りをもって動いてくれるサポートメンバー、およびスタッフの人々をたたえている。
"口あけるのは命がけのドア"とは、彼ら(サポートメンバー、スタッフ)の発言や意見は命がけ、つまり、誠心誠意のものであるということだ。
お口をドアと例えているのがユニーク(笑)。
そして、そんな彼らの愛情がコアなファンの人々やライトなファンの人々にもしっかり伝わってほしいと稲葉は願っているのだ。
ひとこと
お口=ドア
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まとめ
ファンの人々へ向けた、稲葉の愛が伝わる1曲だ。
また、アコギ主体なので心にすっと染み渡るはず。
ひとこと
アコギはやっぱり良い