収録アルバム『志庵』の11曲目であり、この曲と次曲「とどきますように」は社会派ソング。ちなみに、タイトルに含まれている"ẽ"とはアメリカインディアンの言語で使われているグアラニー語の文字らしい。よくこんな文字知ってるなあと思う。
>>>優しくてキャッチーな社会派ソング「とどきますように」~歌詞の意味とは?
この記事の概要
- 「Sẽno de Revolution」のみんなの評価は?
- 「Sẽno de Revolution」とは一体どういう曲なのか?
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稲葉浩志ソロ2ndアルバム『志庵』の11曲目「Sẽno de Revolution」
そもそも「Sẽno de Revolution」って?
稲葉浩志がソロ名義で発売した二作目のアルバム『志庵』に収録されている。
アルバム収録曲の中では最後に制作された楽曲らしい。
内容はひとつになることのできない人類について、稲葉からのメッセージである。
ひとこと
メッセージ性が強い1曲
「Sẽno de Revolution」のみんなの評価は?
ひとこと
"合唱系ロック"って、すごい的確
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ここからは管理人の「Sẽno de Revolution」独自解釈!
【Sẽno de Revolution/歌詞解釈①】自分を持つことが大事
1番の歌詞では自分の意見・考えをちゃんともってほしいというメッセージが込められている。
次の引用した歌詞を見てほしい。
信号ばっか見てないで自分の感覚磨いてちょうだい新聞はいつも絶対じゃないぜやばい添加物有り
信号というのは決められたルールに従って作動している。
つまり、信号とは暗にマニュアルを意味しているのだ。
マニュアルどおりの人間になってはいけないというのがここの前半の歌詞の意味である。
後半の新聞についての歌詞はそのままの意味。
新聞の記事は全てが真実だとは限らない。
"やばい添加物"、つまり、偏った思考が含まれている可能性があるから、全てを鵜呑(うの)みしてはいけないと警鐘を鳴らしているのだ。
ひとこと
自分を持っていないと洗脳されるかも
【Sẽno de Revolution/歌詞解釈②】フシギな惑星:地球
サビではこの世界についての疑問を聴き手に投げかける。
サビの歌詞がこちら。
何でなのひとつになれないフシギな惑星この星こそワレラそのもの
戦争やテロが絶えないこの惑星・地球。
悲惨な過去を経験しても、まったく学ばない人類。
そんな人類が住む地球を"フシギな惑星"と皮肉っているのだ。
この歌詞の直後に"せーのでRevolution!"と高らかに歌う。
こんなフシギな惑星にRevolution(革命)を起こそう、つまり、平和な惑星にしていこうというメッセージである。
ひとこと
平和が一番
【Sẽno de Revolution/歌詞解釈③】戦争をやめることができない各国
さて、2番の歌詞では個人間でもひとつになることができない人類についてのエピソードが描かれている。
次の引用した歌詞見てほしい。
電話で言い争いになってメシの最中またモメるキミとボクの胸の中で渦巻いているJealousy
このエピソードは個人間のものであるため、ただの喧嘩話のように聞こえる。
おそらくキミとボクというのは恋人同士だろう。
電話でモメて、終わったかと思ったら食事中にまたモメ始める。
わかり合えない、ひとつになれない2人。
しかしこれは国家間として置換えることができるのだ。
例えば、ここでの"モメる"は戦争を意味している。
もうモメることにこりたかと思ったのに、結局またモメ始める。
戦争もまったく同じである。
多大な死者がでてしまったのに、また戦争をしてしまうのだ。
"Jealousy"とはねたみを意味する。
戦争は互いの利害関係によるものだとしても、きっと元をたどれば、ただのねたみという感情によるものなのかもしれない。
ひとこと
戦争なんて百害あって一利なし
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まとめ
ラストでは"せーのでRevolution!"を連呼する。
"せーの"という言葉があることにより団結感がでている。
みんながひとつになり、平和な世の中にしていこうというメッセージ性の強い1曲だ。
ひとこと
ひとつになれたらいい。。。