この曲は簡単に言えば応援歌。ただ、応援歌といってもどこか現実的。聴いてるともちろん勇気をもらえるが、現実の厳しさも教えられる。まさにアメとムチの曲である。
この記事の概要
- 「GO」のみんなの評価は?
- 「GO」とは一体どういう曲なのか?
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稲葉浩志ソロ2ndアルバム『志庵』の6曲目「GO」
そもそも「GO」って?
稲葉浩志がソロ名義で発売した二作目のアルバム『志庵』に収録されている。
タイトルと曲調に関して、稲葉曰く「切ない"GO"かな?」という発言をしている。
また稲葉のギターソロが聴けるのもこの曲の聴き所の一つだ。
「GO」は何位にランクイン?
ひとこと
切なさ漂う応援歌。。。
「GO」のみんなの評価は?
ひとこと
荒削りな感じがソロ作品らしい。。。
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ここからは管理人の「GO」独自解釈!
【GO/歌詞解釈①】悩みなんてちっぽけなもの
1番の歌詞では人生に迷った人々に勇気を与える。
次の引用した歌詞を見てほしい。
何をそんなにふるえる? 時計ばかりを気にして誰も追ってこないよ
この歌詞は聴き手に優しく勇気を与える。
日常では嫌なことがあって当然である。
例えば、学校や会社に行くのが嫌だとか、人前で発表するのが緊張して嫌だなど。
しかし、そんな悩みなんて小さいものなのだ。
"誰も追ってこないよ"という歌詞には、そんな小さな悩みを抱えたって他人はまったく気にしていないということをあらわしている。
つまり気にしすぎるなということである。
すごく救われる歌詞だ。
ひとこと
悩みなんて気にするな。。。
【GO/歌詞解釈②】ドSな曲でもある!
2番の歌詞では聴き手にムチを与える。
次の引用した歌詞を見てほしい。
自分でつくる幻 膨れあがる不安に押しつぶされたくないよ
ここの歌詞だけは聴き手に言っているのかわからない。
"押しつぶされたくないよ"という歌詞は、自分自身(稲葉)の願いに聞こえてしまうのだ。
ただ、この曲は主人公がいなく、歌い手(稲葉)側の悩みなどはまったくないはず。
つまり、この歌詞を補足すると"押しつぶされたくないよ(なぁ?)"となるのだ。
そうなると、どこか聴き手を突き放したように聞こえてしまう(^_^;)。
これはまさにムチである。
1番の歌詞では甘いアメを与えて、2番の歌詞では突き放すかのようにムチを与える。
ドSな曲である(笑)。
ひとこと
ドSな稲葉。。。
【GO/歌詞解釈③】温もりを忘れずに、生きていこう!
さて、サビではタイトルの「GO」のとおり、"ゆけ"と聴き手の背中を押す。
次の引用した歌詞を見てほしい。
かすかなぬくもりひとつ残さずその胸にそっとしまいこんでゆけ
この歌詞は1番のサビの箇所。
人生において、迷ったり立ち止まったりしたとき胸の中は一気に冷たくなる。
1番の歌詞にも"ふるえる"という言葉がある。
だから冷たくならないためにも小さなぬくもり、つまり、他人からもらった小さな優しさを忘れずに胸にしまい込みなさいと歌っているのだ。
ひとこと
与えられた優しさは忘れずに。。。
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まとめ
この曲を聴くと学校の先生に人生のアドバイスをもらっているような気分になる。
稲葉はもともと数学の先生になろうとしていたので、先生らしさがあるのかもしれない(笑)。
ひとこと
稲葉先生に背中を押されたい人はぜひ。。。