6thアルバム『RUN』のオープニングナンバー。ハードロックがテーマになっているアルバムなので、全面的にハードロック調の1曲になっている。ただ、オープニングナンバーにしてはどうもパッとしない。しかもイントロが長くて聴く気になれない…。
この記事の概要
- 「THE GAMBLER」のみんなの評価は?
- 「THE GAMBLER」とは一体どういう曲なのか?
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B'z/6thアルバム収録曲「THE GAMBLER」
そもそも「THE GAMBLER」って?
B'zが1992年10月28日に発売した6thアルバム『RUN』の収録曲であり、オープニングナンバーである。
5分27秒とアルバムの中では比較的長い演奏時間であり、イントロがおよそ1分半もある。
アルバムのオープニングを飾る曲だからこそ、長いイントロを設けたのだろうけど、正直長すぎる…。
長いイントロで有名なのはやはり18thシングルの「LOVE PHANTOM」だ。
「LOVE PHANTOM」はイントロ明けの勢いが凄まじいからこそ、長いイントロが功を奏しているのだが、「THE GAMBLER」に関してはイントロ明けもあまりパッとしない。
まぁ「LOVE PHANTOM」はおよそ3年後の作品なので、稲葉松本の技術がもちろん上がっているので、比べるのは流石にお門違いかな(^_^;)
すごい盛り上がるわけでもないので、オープニングナンバーにしては微妙だ。
アルバムのテーマでもある"ハードロック"を体現してはいるけれど、どうもインパクトに欠ける。
もし長いイントロを削ってくれれば多少好印象だっただろうけどなぁ…。
ひとこと
そんなキャッチーでもないので印象に残らない
「THE GAMBLER」のみんなの評価は?
ひとこと
イントロが長いとハードルが上がるんだよなぁ。。。
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ここからは管理人の「THE GAMBLER」独自解釈!
【THE GAMBLER/歌詞解釈①】稲葉の憧れが反映されたミラーソング
タイトルの通り"ギャンブラー"を描いた1曲。
さらに言うと、描かれるギャンブラーはとても豪快。
本作に関して稲葉は以下のコメントを残している。
自分が憧れている理想を詰め込んだ
豪快で潔いギャンブラー、そんな男に稲葉は憧れているのだ。
つまり、本作は稲葉の憧れを反映させたミラーソングなのである。
ファイトクラブみたいな感じだ。
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まあたしかに歌詞を見てみると"男の夢"が見事なまでに描かれている笑。
しかもそれらが稲葉独特の言葉選びでよくわからないことになっている。
特に私が「なんだこれ!?」と思った歌詞が3つあるので引用してみた。
南の島で恋に落ちて 野性の王国で居眠りするよ
いかさま歯医者にゃ口を開くな
どうせ儲け話なら もっと稼いで地球を買い戻せ
とんでもない歌詞である笑。
どの歌詞も常人のセンスではない。
"地球を買い戻せ"だなんて、どうやったら思いつくんだろう笑。
こうした歌詞とハードロックなメロディーが相まって、いかにも"ギャンブラー感"が出ている。
ひとこと
さすがの稲葉節
【THE GAMBLER/歌詞解釈②】ちまちま生きるよりかは大胆に生きたい
正直いって、この曲にストーリー性もメッセージ性も皆無だと私は思う。
ただただ豪快なギャンブラーを描かれるだけだ。
それでも、どこか胸に刺さる歌詞も少なからず存在する。
最後の歌詞を引用したので見てほしい。
明日はどのメがでるか だれにもわかりはしない ALL OR NOTHING…
明日は明日の風が吹くということだ。
"ALL OR NOTHING"という歌詞は極端だけれど、ようするに"大胆に生きてやる"という想いが込められていると思う。
ほとんどの人が小利口になって生きていく。
だからこそ、稲葉も豪快な男、ギャンブルで全てを掛ける男に憧れを抱いているのだ。
ひとこと
豪快に生きていきたい
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まとめ
オープニングソングにしてはどうも印象に残らない。
さらに、イントロが長すぎてどうも聴く気になれない。
イントロを一つのインストゥルメンタル曲として分けたほう良かったのでは?
まあそれでも、稲葉節のせいでとんでもないことになった歌詞とかは面白いので聴く価値はある笑。
ひとこと
イントロ長すぎだ~(-_-)