収録アルバム『EVERYTHING』の中では最も長いこの曲。全体を通してけだるい雰囲気がただよっている。
この記事の概要
- 「ためいきの日曜日」のみんなの評価は?
- 「ためいきの日曜日」とは一体どういう曲なのか?
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ミスチル/1stアルバム『EVERYTHING』の5曲目「ためいきの日曜日」
そもそも「ためいきの日曜日」って?
Mr.Childrenが1992年5月10日に発売した1stアルバム『EVERYTHING』に収録されている。
桜井が風呂に入っている時にサビの構成が浮かんだらしく、そこから一気に書き上げた曲である。
けだるい雰囲気の1曲で、けっこう暗い。
後の『深海』や『ボレロ』といった桜井が思い悩んでいた時期につくられたアルバムに収録されてても違和感がないと思う。
>>>歴史に残る大名盤!5thアルバム『深海』【アルバムレビュー】
>>>"ミスチル第一章"を締めくくる6thアルバム『BOLERO』【アルバムレビュー】
ひとこと
初期から桜井の闇が。。。!?
「ためいきの日曜日」のみんなの評価は?
ひとこと
マイナーだから一般受けはしないかも
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ここからは管理人の「ためいきの日曜日」独自解釈!
【ためいきの日曜日/歌詞解釈①】いつかまた会える日まで
内容は遠距離恋愛中の主人公が恋人と会えない状況に落ち込んでいるというもの。
日曜日なのに恋人に会えない。
まさに、主人公にとっては"ためいきの日曜日"である。
しかし、なぜ2人は遠距離恋愛になったのだろうか。
その理由がわかる歌詞がこちらである。
いつの日かきっと 君の願いが叶う その日まで
この歌詞を見ると、恋人は夢を叶えるために主人公のもとを離れたのだろう。
ちなみに収録アルバム『EVERYTHING』の発売年は1992年。
私はその時代を生きていないが、ツイッターやLINEなどがなかったため、遠距離恋愛というのは今より厳しいものだったと思う。
そう考えると、主人公がこんなに落ち込むのも無理はない。
しかも、恋人は夢のために離れたというのも悲しい。
ネガティブな考えだが、自分よりも夢を選んだと思ってしまうと(泣)
ひとこと
遠距離恋愛ってけっこうキツい
【ためいきの日曜日/歌詞解釈②】悪夢が主人公を襲う・・・!
この曲の前半は会えない恋人への思いをうたっているが、後半になると主人公は落ち込みすぎて狂ってきてしまう。
それがわかる歌詞が曲中に2つでてくる。
1つ目がこちら。
積み上げてた時が今にも崩れてしまいそうな悪い夢を一日中見てた
恋人と過ごしてきた幸せな時間が崩れていく、つまり、恋人と別れてしまうような夢を主人公は見始めてしまうのだ。
どんな夢の内容なんだろう…。
浮気してしまう夢とかだろうか。
ポイント
幸先不安。。。
【ためいきの日曜日/歌詞解釈③】狂いはじめる主人公!?
悪夢を見始めた主人公はどうなっていくのか。
2つ目の歌詞がこちら。
退屈なTVショーおしゃべりなラジオ飲みかけのソーダ星の降るハイウェイ何もかもが全て僕を狂わせて行く
いろんなものに狂わせられる主人公。
ここの歌詞では狂わせるものの例として4つのものがでてくる。
1つ目がTVショー。
これは私もなんとなく理解できる。
自分が落ち込んでいるにもかかわらず、お笑い番組とか見てしまうと余計落ち込むときがある。
まあ、逆にお笑い番組をみて勇気づけられる人ももちろんいると思うが。
2つ目のラジオもまったく同じことだろう。
私が解釈に悩んだのがそのあとの2つ。
"飲みかけのソーダ"と"星の降るハイウェイ"。
なぜこの2つが主人公を狂わせるのだろうか。
この2つはおそらく恋人ととても関係のあるものなのではないかと私は解釈した。
ソーダは恋人が好きだった飲み物で、よく飲んでいたのだろう。
星の降るハイウェイは、星の降るという表現から、綺麗な夜景であることがわかる。
主人公と恋人はこの景色をよく見に行っていたのだろう。
つまり、この2つは主人公が恋人と過ごした幸せな日々をよみがえらせてしまうものなのだ。
ひとこと
楽しい想い出が。。。
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まとめ
アルバムの前4曲は比較的さわやかなのでこの曲はちょっと異質である。
当時からいろんな曲をつくっていたんだなあとMr.Childrenの器用さに感心する1曲だ。
ひとこと
マイナーなのであまり聴こうと思わない
「ためいきの日曜日」の評価
5点満点中2点
飛ばしがちな曲...