出典:https://www.amazon.co.jp
2004年4月7日発売。前作『IT'S A WONDERFUL WORLD』から約2年ぶりという、比較的長いスパンを経ての発売となった。
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半年前に発売された25thシングル「掌/くるみ」が売上的に勢いがあった。
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また、前作が明るい作風になっており、さらにその作風がアルバムの質を向上させる素晴らしいものだった。そのため、本作の期待値はかなり高かった。そして、本作が満を持して発売されると、初動売上が前作をはるかに越える80万枚強を記録(これは7thアルバム『DISCOVERY』以来5年ぶり)。
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最終的には累計売上141万枚と、2000年代以降のミスチルのアルバムにおける最高売上となった。
この記事の概要
- 『シフクノオト』のみんなの評価は?
- 『シフクノオト』とは一体どういうアルバムなのか?
- 『シフクノオト』の全収録曲レビュー一覧
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ミスチル/11thアルバム『シフクノオト』
ミスチル/11thアルバム『シフクノオト』のみんなの評価は?
ひとこと
バラエティ豊か
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ミスチル/11thアルバム『シフクノオト』の特色
本作は前作『IT'S A WONDERFUL WORLD』の流れをくむ明るめのアルバムになっている。
>>>ポップなミスチルがついに帰ってきた!10thアルバム『IT'S A WONDERFUL WORLD』【アルバムレビュー】
ただ、本作には明確なテーマがなく、1曲1曲がアルバムとしてのまとまりがないように感じる。
それが逆に作り手達の聴き手に寄り添うようなアルバムにしたい!という考えを垣間見ることができる。
それはタイトルの『シフクノオト』という名前にも反映されている。
『シフクノオト』というのは様々な読み方ができる。
例えば至福の音や至福ノートなど。
つまり、聴き手が本作にどのようなテーマを付け加えようが自由なのである。
なんて聴き手に寄り添ったアルバムなのだろうか。
また、全12曲と比較的少ない曲数だけれど中身はかなり濃い。
特に後半の「Any」から「HERO」までの4曲は本当に良い意味で濃すぎる(笑)。
ポップな曲、バラード、異様な曲などと多種多様なので、お腹いっぱいになるアルバムだ。
ひとこと
全12曲なのになぜか長く感じる。それくらい濃い。
ミスチル/11thアルバム『シフクノオト』の全収録曲レビュー一覧
クリックすると各曲のレビュー記事へととびます。
2.PADDLE
3.掌(25thシングル)
4.くるみ(25thシングル)
5.花言葉
7.血の管
8.空風の帰り道
9.Any(23rdシングル)
10.天頂バス
11.タガタメ
12.HERO(24thシングル)
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まとめ
とっつきやすいアルバムなので、ファンになりたての方にも全然聴きやすいと思う。
シングル曲は4曲も収録されているし、その他にも良い曲がたくさん。
名盤とまではいかないけれど、平均点を余裕で超えるアルバムだ。
ひとこと
バラエティ豊かな12曲をぜひ