演奏時間が3分ちょっとしかないというかなり短めの1曲。不気味な雰囲気が漂っており、正直こわい。
この記事の概要
- 「血の管」のみんなの評価は?
- 「血の管」とは一体どういう曲なのか?
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ミスチル/11thアルバム『シフクノオト』の7曲目「血の管」
そもそも「血の管」って?
Mr.Childrenが2004年4月7日に発売した11thアルバム『シフクノオト』に収録されている。
演奏時間が3分ちょっとしかないというかなり短めの1曲。
前曲「Pink 〜奇妙な夢」も異色だけれど、この曲もかなり異色。
>>>夢でみた"ピンク"の意味とは?「Pink 〜奇妙な夢」~歌詞の意味とは?【歌詞解釈】
特にイントロの曲調が恐い。
ホラー映画に使われても違和感がないと思う。
ちなみに、桜井が小林武史(プロデューサー)にお葬式みたいなイントロをつくってほしいと頼み製作されたという。
たしかにお葬式感はある(^_^;)。
歌詞には意味が無い・・・?
歌詞が短くあまりにも抽象的なので、この曲で何を伝えているのかがまったくわからない。
正直「なんでこんな曲つくったんだろう・・・」と思ってしまう。
ただ、この曲は歌詞を詳しく解釈する必要がないのかもしれない。
歌詞に"感じる"が2回も登場する。
つまり、落ち着いた和の雰囲気を"感じる"ことができれば良いのだ。
ぜひ、目を閉じ頭を空っぽにして聴いてみてほしい。
後にも先にもこのような曲はつくられていないので、ある意味唯一無二の貴重な1曲だ。
ひとこと
ホラーな"和"だ。。。
「血の管」のみんなの評価は?
ひとこと
たしかに美しさはあるのかな
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ここからは管理人の「血の管」独自解釈!
【血の管/歌詞解釈①】血管フェチの主人公(笑)
タイトルの「血の管」は"ちのくだ"と読み、漢字のとおり血管を意味している。
このタイトル名は曲の終盤で登場する。
次の引用した歌詞を見てほしい。
柔肌の上に浮かぶ血の管にくちづけたあの夜を想いだす
主人公は別れてしまった恋人の肌に浮かぶ血管を思い出しているのだ。
おそらく恋人はかなりの白肌だったのだろう(笑)。
女性は男性の浮かび上がる血管フェチの人がよくいる。
ただ、男性にとっての血管フェチというのは浮かび上がるというよりも、透き通った肌にうっすら浮かぶ血管が好きなのだと思う。
まあ、ようするに主人公は血管フェチなのだ。
ひとこと
血管に想いを馳せて。。。
【血の管/歌詞解釈②】1番の歌詞で感じるものは?
さて、1番の歌詞では主人公の寂しげな雰囲気を感じる。
川岸にいる主人公。
ただただぼんやりと水面を見つめているだけ・・・。
何でか分からないけれど、"川"という単語に和を感じる。
曲調がピアノ中心で落ち着いているため、川のせせらぎを感じることができる、すぅーと心が透き通る歌詞だ。
ひとこと
川のせせらぎはリラックスできる
【血の管/歌詞解釈③】2番の歌詞で感じるものは?
2番の歌詞では恋人と過ごした日々を思い出している主人公の虚しさを感じる。
この虚しさが曲調と相まって、より感じ取ることができると思う。
次の引用した歌詞を見てほしい。
彩りを増すばかり愛しい日の面影 もどかしい程 心に降り積もる
独り身の主人公にとって現状の毎日はモノクロのようなもの。
だからこそ、彩り溢れている恋人との日々が"心に降り積もる"のだ。
まるで雪のように。
先ほどの"川"と同じく、この歌詞から連想される"雪"も和を感じる。
この曲は「君が代」をテーマにしているらしいので、日本人だからこそ感じる"和の雰囲気"があるのかもしれない。
ひとこと
川、雪、なんで"和"を感じるだろう
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まとめ
ホラーで不気味なだけれど、和の雰囲気が全体的に漂っているのが特徴的。
演奏時間が短いのが唯一の救い。
これが6分とかだったらキツすぎる。。。
ぜひ、この曲を聴いて"和の雰囲気"を感じてみて欲しい。
ひとこと
少なくともイントロの不気味さはみんなに聴いてもらいたい笑
「血の管」の評価
5点満点中2点
和風ホラーソング!?