肩の力を抜いて聴ける優しい1曲。アルバムの中では特に目立っているわけではないけれど、優しく心に染みわたる曲調は『シフクノオト』を陰で支えている感じだ。
この記事の概要
- 「花言葉」のみんなの評価は?
- 「花言葉」とは一体どういう曲なのか?
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ミスチル/11thアルバム『シフクノオト』の5曲目「花言葉」
そもそも「花言葉」って?
Mr.Childrenが2004年4月7日に発売した11thアルバム『シフクノオト』に収録されている。
肩の力を抜いて聴ける優しい1曲。
3分24秒と、比較的短い演奏時間なのであっという間に聴き終えるだろう。
キャッチーで明るめの曲調に対して、失恋の切なさを描いたほろ苦い歌詞。
このコントラストがたまらなく良い。
ひとこと
リラックスできる1曲
「花言葉」のみんなの評価は?
ひとこと
ガツガツしてない感じが良い
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ここからは管理人の「花言葉」独自解釈!
【花言葉/歌詞解釈①】「花言葉」の意味は?
タイトルの「花言葉」とは、歌詞にも登場するが"コスモスの花言葉"のこと。
コスモスにはたくさんの花言葉がある。
そのため、この曲が指している"コスモスの花言葉"を特定することが難しい。
ただ、この曲のテーマが失恋。
さらに、次の引用した歌詞を見てほしい。
コスモスの花言葉は咲かなかった
この歌詞によると、この曲の主人公にとって"コスモスの花言葉"は手に入れることが出来なかったことがわかる。
それを考慮すると、数あるコスモスの花言葉の中で最も〈乙女の愛情〉が合っているだろう。
つまり、主人公は恋人からの愛情を得ることは出来なかったのである。
ひとこと
「乙女の愛情」、ロマンティックだ。。。
【花言葉/歌詞解釈②】最低な主人公
1番の歌詞では、主人公がなぜ恋人にフラれてしまったのかがわかる内容になっている。
次の引用した歌詞を見てほしい。
身の程を知らないまま可能性を漁り 魔が差した僕にさよなら 夏の終わり
この歌詞の"可能性"とは、女の子とつきあえる可能性という意味。
つまり、主人公は恋人がいるにもかかわらず、女の子を漁っていたのだ・・・。
最低な主人公である(笑)。
また、恋人と過ごした日々を"夏"と表現しているのが良い。
コスモスというのは秋に咲く花。
結局、恋人との日々はコスモス〈乙女の愛情〉が得ることがない乾いた日々だったのだ。
ひとこと
恋人と過ごした"乾いた"日々。。。
【花言葉/歌詞解釈③】後悔しどおし。。。
2番の歌詞では、後悔している主人公の様子が描かれている。
次の引用した歌詞を見てほしい。
種を撒き散らかして摘むことは出来ず 頭からつま先まで後悔しどおし
この歌詞での"種"とは、恋人との約束を意味している。
付き合っているとき、主人公と恋人は色々な約束をしていたのだろう。
例えば、今度海外旅行しようねとかお揃いの指輪を買おうね~などなど(笑)。
しかし、そんな約束を"摘むこと"は出来なかった、達成できなかったのである。
ひとこと
主人公は後悔しっぱなし
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まとめ
ラストは恋人に対して"さよなら"を連呼してこの曲は終わる。
つまり主人公は恋人への未練を振り切ることができたのだ。
タイトルが「花言葉」なので、花を連想させる歌詞が多く登場するという遊び心満載の1曲でもある。
ぜひ、肩の力を抜いて聴いてみてほしい。
ひとこと
優しいだけでなく、切なさもあるのが良い
「花言葉」の評価
5点満点中3.5点
優しい曲