2ndアルバム『OFF THE LOCK』の最終曲はインストゥルメンタルなので、実質9曲目の「ROSY」がエンディングナンバーである。渋さといい、味わい深さといいかなりの完成度を誇っている。名盤のエンディングを飾るのに相応しい名曲だ。
この記事の概要
- 「ROSY」のみんなの評価は?
- 「ROSY」とは一体どういう曲なのか?
スポンサーリンク
B'z/2ndアルバム収録曲「ROSY」
そもそも「ROSY」って?
B'zが1989年5月21日に発売した2ndアルバム『OFF THE LOCK』の収録曲。
10曲目の「OFF THE LOCK」は僅かに歌詞はあるけれど実質インストゥルメンタルなので、この曲がエンディングナンバーである。
元になった曲とは?
ちなみにこの曲はB'z結成以前に松本がリリースしたアルバム『Thousand Wave』(再発版では『Thousand Wave Plus』)の収録曲「"99"」が元になっている。インストゥルメンタルなだけあってギターサウンドは「"99"」の方がやっぱりかっこいい。『Thousand Wave』(再発版では『Thousand Wave Plus』)は小室哲哉や大黒摩季なども関わっている豪華アルバムなのでぜひ聴いてみてほしい。
同収録アルバムの「NEVER LET YOU GO」と同様に"渋いB'z"を堪能することが出来る。
>>>浮気をする主人公の葛藤とは?「NEVER LET YOU GO」~歌詞の意味とは?【歌詞解釈】
さらにこの曲は「NEVER LET YOU GO」にはなかった耳に残りやすいキャッチーさが含まれている。
名曲だ。
メモ
「SAFETY LOVE」「GUITAR KIDS RHAPSODY」やこの曲など、本当に2ndアルバムは名曲が多い。
哀愁も漂わせており、もうこれぞエンディングを飾るのに相応しい出来だ。
というか、10曲目のインストゥルメンタルはいらなかったのでは・・・。
聴けば聴くほど味が出てくる名曲なのでぜひ何度も聴いてみてほしい。
ひとこと
味わい深さ+哀愁+渋さ!
「ROSY」のみんなの評価は?
ひとこと
ファンからの評判もかなり良い
スポンサーリンク
ここからは管理人の「ROSY」独自解釈!
【ROSY/歌詞解釈①】失恋の嘆きと後悔の念
タイトルの「ROSY」とは日本語で"薔薇色の"という意味である。
ちなみに"ROSY"という英単語には他にもたくさんの意味があるのだが、実際曲中に"君の薔薇の香りが消えない"という旨の歌詞があるので、"薔薇色の"が訳に合っている。
薔薇色の香りがした恋人。
しかし、そんな恋人と別れてしまう。
失恋の嘆き、そして後悔の念を描いた1曲なのだ。
冒頭の歌詞が個人的に好きなので引用してみた。
遠すぎて瞳を閉じないと君に会えない 海を越えてささやく声なら近いのに
この歌詞の表現力が「NEVER LET YOU GO」にすごく似ていると思う。
>>>浮気をする主人公の葛藤とは?「NEVER LET YOU GO」~歌詞の意味とは?【歌詞解釈】
悲しい気持ちをあえてひねった表現を用いているので印象に残る。
2ndアルバムの中ではこの曲と「NEVER LET YOU GO」が歌詞の表現力に関してはピカイチだ。
ひとこと
表現力が素晴らしいね
【ROSY/歌詞解釈②】いかにも稲葉が好きそうな女性笑
サビでは高らかに別れた彼女への想いを歌い上げる。
Rosy...You Are The One For Me
「僕にとって、君は他に代えられないたったひとりの存在だった」
悲しい嘆きである。
なんでこんなにも愛していた恋人と別れたのだろうか(^_^;)。
別れた理由は描かれていないのでそこらへんはよく分からない。
ただ、別れた恋人は"薔薇の香り"が主人公にとって印象的だったことがサビ冒頭の"ロジィー♪"でわかる。
よっぽど薔薇の香りがきつかったのだろうか笑。
薔薇の香りがする女性って、いかにも稲葉が好きそうな凜としたお姉さんが目に浮かぶ。
ひとこと
薔薇の香りがする女性がいたがぜひ歌ってみてほしい
スポンサーリンク
まとめ
メロディーも歌詞も、名曲に相応しい出来だ。
エンディングナンバーとしても最高なので、2ndアルバムを聴き終えると「あーやっぱり名盤だなこれ」と思わせてくれる。
ひとこと
名曲で締めるからこそ名盤になる!