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トリプルA面の34thシングルの中では一番好きな1曲。唯一のノンタイアップだけれど、キャッチーな曲調と勇気をもらえる歌詞のマッチはやはり最高だ。
この記事の概要
- 「End of the day」のみんなの評価は?
- 「End of the day」とは一体どういう曲なのか?
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ミスチル/34thシングル「End of the day」
ミスチル初のトリプルA面シングル
Mr.Childrenが2012年4月18日に発売した34thシングル。
2010年代に入ってからミスチルはシングルを配信限定でしかリリースしなかった。
そのため、本作は「HANABI」以来およそ4年ぶりのCDシングル。
>>>10年以上も現役で活躍するヒット曲「HANABI」~歌詞の意味とは?【歌詞解釈】
ミスチル初のトリプルA面であったが、累計売上27万枚と3rdシングル「Replay」以来の30万枚割れ。
>>>"あの曲"の後日談を描いた1曲!?「Replay」~歌詞の意味とは?【歌詞解釈】
そもそも「End of the day」って?
「End of the day」は3曲の中で唯一のノンタイアップ。
また、他2曲がバラード系でありながらこの曲はアップテンポな応援ソング。
そのため、ノンタイアップにもかかわらずこの曲が3曲の中で一番印象に残りやすいはず。
つい口ずさんでしまうようなキャッチーに加えて、「終わりなき旅」のような背中を押してくれる歌詞が最高。
>>>活動再開後初のシングルだった名曲「終わりなき旅」~歌詞の意味とは?【歌詞解釈】
正直、34thシングルはこの曲だけをA面にした方が良かったような気がする。
もちろん売上は下がってしまうと思うけれど、他2曲もB面になら隠れた名曲として、より評価が上がってたかもしれないし。
ひとこと
3曲の中では一番好き
「End of the day」のみんなの評価は?
ひとこと
B面らしいと感じる人が少なくないなぁ。。。
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ここからは管理人の「End of the day」独自解釈!
【End of the day/歌詞解釈①】「End of the day」の意味は?
タイトルの「End of the day」とは"1日の終わり"という意味。
この曲は夢追い人への応援歌だけれど、主人公自身も夢追い人の一人。
ただ、精神状態は悪い。
1番ではひねくれた考え方をした歌詞が多数登場する(笑)。
例えば、「なんとかなるさ」や「ケ・セラ・セラ」といったポジティブなフレーズもただの戯れ言に聞こえてしまったり、甘えて過ごした子供時代と変わらない日々だとぼやいたり(^_^;)。
そんな主人公は今日もいつもと変わらない1日を過ごしていく。
つまり、タイトルの「End of the day」はまたいつも通りに1日が終わってしまった・・・という悲観的な考えに基づいているのだ。
ただ、ラストではポジティブな考えに変わるので最後までお聞き漏らしなく。
ひとこと
いつも通りの1日。。。
【End of the day/歌詞解釈②】切磋琢磨だなんて・・・
2番の歌詞ではデカい話をする主人公の様子が描かれている。
次の引用した歌詞を見てほしい。
競争しながら人は切磋琢磨していくんですか?その理想論がまた人の上に人をつくる
切磋琢磨することに対して主人公は否定的である。
ただ、実はこの歌詞は前振り。
直後の歌詞を引用したので見てほしい。
なんてデカい話にすり替えて何かを否定しなくちゃ もう可哀想なくらいに自分がちっちゃく思える
何かを否定することで主人公はどうにか精神状態を保っているのだ・・・。
つまり、主人公は別に切磋琢磨することに対しては否定的でもない(^_^;)。
ただ、この一連の歌詞は最後の歌詞の伏線にもなっている。
ひとこと
精神状態が悪いと何にでも否定的になっちゃう
【End of the day/歌詞解釈③】どんな人の上だって、太陽は昇る。
サビの高揚感はすごい。
解釈の必要はない(!)。
そのくらい単純で分りやすい歌詞だからこそ心に響くものがあるのだ。
そして、私が1番好きなのは大サビ後のラストメッセージ。
この箇所があるからこそ、この曲の完成度は上がっていると思う。
無くしたものと手にしたものを秤にかければきっと圧倒的に前者に傾くと知ってる でも明日は来るさ寒い夜にだって終わりは来るさ 太陽は昇りどんな人の上にもまた新しい 暖かな光
夢を追いかけていれば、何かを犠牲にしなければならないはず。
主人公もそうだ。
そして、犠牲にしてきたものは得たものよりも価値があったものだと錯覚してしまう。
実際、本当により価値があったものなのかもしれない・・・。
だけれど、明日はやって来る。
どんなに嫌な1日であっても終わりが来る。
そして、2番の歌詞の伏線を回収するかのように"どんな人の上"にも太陽は昇るのだ。
ひとこと
この最後の歌詞こそ醍醐味かも
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まとめ
前半では「End of the day」はどこか悲観的な考えに基づいていたけれど、ラストではポジティブな考えに変わっている。
秀逸な構成だ(^^)/。
17thアルバム『[(an imitation) blood orange]』
ひとこと
勇気をもらえる
「End of the day」の評価
5点満点中5点
3曲の中で一番聴いた