この曲は24thシングル「HERO」のカップリング曲。
>>>シングルとしては初の"命"をテーマにした1曲「HERO」~歌詞の意味とは?【歌詞解釈】
カップリングしてはキャッチーで聴きやすい。胸キュンソングと言っても過言ではない。
この記事の概要
- 「空風の帰り道」のみんなの評価は?
- 「空風の帰り道」とは一体どういう曲なのか?
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ミスチル/11thアルバム『シフクノオト』の8曲目「空風の帰り道」
そもそも「空風の帰り道」って?
Mr.Childrenが2002年12月11日に発売した24thシングル「HERO」のカップリング曲
>>>シングルとしては初の"命"をテーマにした1曲「HERO」~歌詞の意味とは?【歌詞解釈】
後に11thアルバム『シフクノオト』に収録された。
『シフクノオト』においては前曲「血の管」から曲間なく始まる。
>>>"君が代"をテーマにした不気味な1曲「血の管」~歌詞の意味とは?【歌詞解釈】
「血の管」がピアノ中心の落ち着いた曲調なので、この曲への流れは巧いなあと思う。
曲調はカップリングのわりにはキャッチーで聴きやすい。
またAメロBメロでは桜井が語尾を上げて歌うのだが、これがすごく心地よい。
タイトルの空風(からかぜ)とは"冬に吹く乾いた風"を意味する。
つまり、この曲の舞台は寒い冬。
そんな冬に恋人と歩く帰り道。
寒いけれど2人の愛が心を温める、そんな優しくて胸キュンな1曲なのだ。
メッセージ性の強い歌詞も登場
ちなみにメッセージ性の強い「HERO」のカップリング曲だけあって、メッセージ性のある歌詞が少しだけ登場する。
まずはその歌詞を引用したので見てほしい。
昨夜見たテレビの中 病の子供が泣いていた だからじゃないがこうしていられることを感謝しなくちゃな
この曲の内容は恋人との帰り道を描いただけ。
そんな何気ない日常を描いた歌詞の中に、このようなメッセージ性のある歌詞があることで、何気ない日常を送ることの幸せをより感じることができる。
重くもないし軽くもない、ちょうど良いメッセージ性を含んだ歌詞だ。
ひとこと
冬に聴くとより没入できる
「空風の帰り道」のみんなの評価は?
ひとこと
ホっと暖かい1曲
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ここからは管理人の「空風の帰り道」独自解釈!
【空風の帰り道/歌詞解釈①】ありきたりな描写だけれど
1番の歌詞では空風が吹き始め2人の距離がより縮まっている様子が描かれている。
ありきたりな描写だけれど、桜井の語尾の上げ方と優しい曲調が相まって耳に残るはず。
次の引用した歌詞を見てほしい。
からっ風が吹いたから 少し手をつないで歩こうよ
歌詞だけをみると、ひねりのない歌詞に見えてしまう。
「寒くなったから手を繋ごう。」、カップルのありきたりな描写だけれど温かくて優しい気持ちになれる。
ひとこと
語尾の上げ方がほんと好き
【空風の帰り道/歌詞解釈②】明日もあさっても会える
2番の歌詞では、時間の流れは止められないことを肯定的にとらえている。
楽しい時間が終わってしまい、いよいよ訪れる恋人との別れ。
しかし、主人公は悲しくならない。
なぜならば、明日もあさっても会うことができるからだ。
サビの一部を引用したので見てほしい。
「さよなら」は悲しい響きだけど 僕が言えば愛の言葉
主人公と恋人は本当にラブラブなのだろう。
「破局することなんて絶対にない!」という思いがあるからこそ、「さよなら」という別れの言葉も"愛の言葉"に変わるのだ。
ひとこと
ラブラブだからこそ、楽しい時間が終わっても平気
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まとめ
カップリング曲とは思えないくらいの味わい深さ。
ぜひ、冬の外を歩きながら聴いてみてほしい(^^)/。
ひとこと
冬を舞台にした完成度の高いカップリング曲
「空風の帰り道」の評価
5点満点中4点
冬に聴くとなお良い!