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1991年11月27日発売。同年に発売された8thシングル「LADY NAVIGATION」は未収録となり、先行シングルだった「ALONE」を含む全10曲である。オリコンチャート1位を記録し、B'z作品としては初めてダブルミリオンを記録した(累計売上240万枚)。
この記事の概要
- 『IN THE LIFE』のみんなの評価は?
- 『IN THE LIFE』とは一体どういうアルバムなのか?
- 『IN THE LIFE』の全収録曲レビュー一覧
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B'z/5thアルバム『IN THE LIFE』
B'z/5thアルバム『IN THE LIFE』のみんなの評価は?
ひとこと
現在に至るスタイルが本作で完全に確立したと思う
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B'z/5thアルバム『IN THE LIFE』の特色
4thアルバム『RISKY』が"初期を脱却した作品"だとしたら、本作は"現在に至るスタイルが完全に確立した作品"だと思う。
>>>ブレイク期の幕開けを告げた名盤!4thアルバム『RISKY』【アルバムレビュー】
『RISKY』も現在にB'zに至るスタイルがある程度確立した作品だとは思うが、多少"初期の残り香"を感じさせた。
それに対して本作にはもう"初期の残り香"を感じさせない。
適度にロックでポップ、それでいてキャッチー。
そんな"B'zらしさ"が存分に発揮されており、とても聴きやすいアルバムになっている。
松本は以下のコメントを残している。
『MARS』でハードなものが堪能できたので、その反動で日本で言うところのJ-POPみたいなものがやりたかった
『MARS』とは1991年5月29日に発売した3rdミニアルバムである。
>>>ミニアルバム史上最大の売上を記録した3rdミニアルバム『MARS』【アルバムレビュー】
『MARS』のテーマは「踊れるハードロック」であり、ダンスミュージックを体現したミニアルバムだった。
つまり『MARS』を制作したことで、『IN THE LIFE』はJ-POPらしさを取り入れた聴きやすい作風になったのだ。
裏を返せば『MARS』は聴きづらいアルバムだということだ笑。たしかに『IN THE LIFE』と比べてしまうとかなりハードなアルバム。でもそんなハードアルバムでも170万枚も売れたのだからすごい。
まさにタイトルのように、生活の中(IN THE LIFE)で自然に馴染んでくれるようなアルバムなのである。
B'zとしては初のダブルミリオンを記録した作品
本作は初動売上だけでミリオンを突破し、累計売上は240万枚である。
B'zの作品で200万枚を越えた初めてのアルバムだったのだ。
メモ
ちなみにベストアルバムを除くと、B'zのアルバムで200万枚を越えたのは3つ。本作と6thアルバム『RUN』、そして8thアルバム『LOOSE』である。
これほどまでに本作が売れたのは、当時の飛ぶ鳥を落とす勢いだったB'z人気のすさまじさと、J-POPを取り入れた聴きやすい作風だったからに違いない。
ひとこと
4thアルバム『RISKY』ほどの若々しい勢いは本作にはないけれど、やはり"聴きやすさ"が魅力的
B'z/5thアルバム『IN THE LIFE』の全収録曲レビュー一覧
クリックすると各曲のレビュー記事へととびます。
3.『快楽の部屋』
4.憂いのGYPSY
10.ALONE(9thシングル)
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まとめ
B'z初のダブルミリオンアルバム。
本作で"B'z"らしさが確立していったと思う。
耳に馴染みやすい曲が多く、バラエティ豊かなので聴いてて飽きないと思う。
ひとこと
個人的には本作はかなりリピート率が高い