出典:https://www.amazon.co.jp
暗黒時代(1994年)に突入する直前に発売されたポップソング。インパクトはあまりないけれど、キャッチーで耳に馴染みやすく、安定感がある。累計売上は173万枚。3ヶ月前に発売されたシングル「愛のままに~」の累計売上より低いけれど、初動売上は本作の方が多い。
この記事の概要
- 「裸足の女神」のみんなの評価は?
- 「裸足の女神」とは一体どういう曲なのか?
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B'z/13thシングル「裸足の女神」
そもそも「裸足の女神」って?
B'zが1993年6月2日に発売した13thシングル。
前作「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」と同時期に制作された本作。
>>>シングルで最大の売上を記録したけど人気がない!?「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」~歌詞の意味とは?【歌詞解釈】
本作は完成に時間がかかったらしく、稲葉は一度歌詞を書き直したらしい。
「愛のままに~」と「裸足の女神」はB'zが暗黒時代(1994年)に突入する直前に発売され、さらにはどちらもオリジナルアルバム未収録。
そのため、この2曲はセットな感じがする。
非常に爽やかなポップな1曲で、スッと耳に馴染む。
「愛のままに~」ほど癖がないので、どちらかというと本作の方が飽きない。
突き抜けたインパクトはないけれど、安心して聴ける良曲だ。
ひとこと
売上も完成度も、全体的に安定した1曲だと思う
「裸足の女神」のみんなの評価は?
ひとこと
たしかに前作が「愛のままに~」になので、比較的地味に感じるかもしれない(^_^;)
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ここからは管理人の「裸足の女神」独自解釈!
【裸足の女神/歌詞解釈①】失恋した女性を慰める女性応援歌
前作の「愛のままに~」が一途なラブソングだったのに対して、本作は失恋した女性を慰めるという非常に紳士な内容である笑。
>>>シングルで最大の売上を記録したけど人気がない!?「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」~歌詞の意味とは?【歌詞解釈】
1993年に発売された「愛のままに~」と本作は、内容的にシンプルという点でも共通している。
つまり、本作の歌詞も特に難しい表現がないので、頭を使わないで聴ける。
しかも爽快でキャッチーなメロディーなので心地良い。
特にサビの開放感はたまらない。
OH MY 裸足の女神よ キズを隠さないでいいよ 痛みを知るまなざしは深く澄んでも萎れることはない
失恋による傷を負ってしまった女性。
「失恋の傷を知っている女性は、より強くなっていける」ということをこの歌詞で伝えているのだと思う。
ひとこと
このような女性応援歌は、8thシングル「LADY NAVIGATION」にも通じる
【裸足の女神/歌詞解釈②】B'zアンチに対する怒りのメッセージ!?
個人的に、本作で気になる歌詞が2番のBメロで登場する。
はかないだけの強がりに見えるなら いっそ誰かに抱きつきゃいい 情けないヤジばかり飛ばすだけの暇人なんかよりよっぽど良いから
なんで失恋した女性を"情けないヤジばかり飛ばす暇人"と比較しているのだろうか。
これ、個人的には稲葉なりのB'zアンチに対する怒りのメッセージなのだと思っている笑。
つまり、"情けないヤジばかり飛ばす暇人"というのは"B'zアンチ"のこと。
失恋した女性を慰めるという内容の良曲の中に、稲葉はこっそりと怒りのメッセージを隠したのだ笑。
あくまで私の解釈なので、本当かどうかはわからない(^_^;)。
ひとこと
甘いキャンディーの中に毒を仕込むようなもの笑
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まとめ
安定のキャッチーポップソング。
爽やかさが心地良くて、夏にピッタリの1曲だと思う。
次作「Don't Leave Me」から一気に重たい作風になっていくので、本作でひとまずポップ路線は終了することになる。
>>>"暗黒時代"の幕開けを告げたシングル「Don't Leave Me」~歌詞の意味とは?【歌詞解釈】
ひとこと
ほんとに安定感があるポップソング