出典:https://www.amazon.co.jp
1988年9月21日発売。B'zの記念すべき1stアルバムである。同時発売の1stシングル「だからその手を離して」を含む全9曲収録。稲葉と松本が出会ってからおよそ4ヶ月という短い期間での制作だったこと、さらに稲葉が作詞をするのは初めてだったということもあり非常に完成度が低い。また1988年当時の流行りだったのか、松本はロックと打ち込みの融合を目指しており、本作では特に打ち込みが多用されている。そのため古くさい作風になっており、時代遅れ感が半端ない。当時はデビューしたてで当然無名だったので、オリコン週間ランキング48位止まり。その後出世作となった1stミニアルバムのヒットにより売上を伸ばし、最終的には33万枚を売上げた。
この記事の概要
- 『B'z』のみんなの評価は?
- 『B'z』とは一体どういうアルバムなのか?
- 『B'z』の全収録曲レビュー一覧
スポンサーリンク
B'z/1stアルバム『B'z』
B'z/1stアルバム『B'z』のみんなの評価は?
ひとこと
完成度の低さはデビュー作だから仕方ないかな・・・
スポンサーリンク
B'z/1stアルバム『B'z』の特色
これがあの国民的バンドのデビュー作。
デビュー作ということもあって、完成度は低く色々と手探り状態だったことがうかがえる。
例えば、ジャケット写真には「Bi:Z」と書かれていたり、作詞作曲が稲葉松本以外の曲があったり。
さらには稲葉と松本のプロフィールが掲載されている。
キャッチコピーは?
1stアルバム『B'z』のキャッチコピーは「最先端から加速する。(空想の未来なら、いらない。)」だ。正直かなりダサいけど、当時のB'zはけっこう色物バンドに近かったことがこのキャッチコピーでわかる。たしかにジャケット写真の2人の服装や松本の髪型を見ると、色物感が凄まじい笑。
もちろん、1曲1曲のクオリティーも低い。
デジタルサウンドが前面に打ち出されているため松本のギターサウンドがあまり聞こえなかったり、稲葉の声が今と全然違ったりするので、もはや「これB'zじゃないよね?」と思われてもおかしくない。
ただ、"貴重な曲"も収録されているのでファンなら聴いておくべきだろう。
例えば「It's not a dream」「君を今抱きたい 」はB'zが結成してから最も初期に完成した楽曲。
そのためこの2曲こそがB'zの原点といっても過言ではないのだ。
ひとこと
国民的バンドのデビューアルバムなので聴いて損はないと思う
B'z/1stアルバム『B'z』の全収録曲レビュー一覧
クリックすると各曲のレビュー記事へととびます。
1.だからその手を離して(1stシングル)
4.ゆうべのCrying 〜This is my truth〜
8.君を今抱きたい
スポンサーリンク
まとめ
断言しておくが、アルバムとしての完成度はかなり低い。
正直言って、購入してまで聴くレベルではない。
ただ本作は"あのB'zのデビューアルバム"だ。
そのため"B'zの原点"を聴いてみたい人にはオススメだ。
ひとこと
稲葉松本もこのアルバムに関しては「満足していない」らしい笑