出典:https://www.amazon.co.jp
2008年12月10日発売。前作『B-SIDE』からおよそ1年7ヶ月ぶり、オリジナルアルバムとしては1年9ヶ月ぶりのアルバムとなった。
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シングル3曲、およびミスチル初の配信限定シングル1曲を収録している。特に同年9月に発売された33rdシングル「HANABI」の勢いが比較的良かった。そのため、初動売上は11thアルバム『シフクノオト』以来4年ぶりに70万枚を突破。
>>>2000年代以降で最高売上を記録した11thアルバム『シフクノオト』【アルバムレビュー】
結果的に累計売上は122万枚と、前作『B-SIDE』の倍以上、13thアルバム『HOME』をわずかに越える売上となった。
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ちなみに、ベストアルバムを除くと本作がミリオンセラーを記録した最後の作品になっている。
この記事の概要
- 『SUPERMARKET FANTASY』のみんなの評価は?
- 『SUPERMARKET FANTASY』とは一体どういうアルバムなのか?
- 『SUPERMARKET FANTASY』の全収録曲レビュー一覧
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ミスチル/15thアルバム『SUPERMARKET FANTASY』
ミスチル/15thアルバム『SUPERMARKET FANTASY』のみんなの評価は?
ひとこと
前作『HOME』の流れを汲んだアルバム
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ミスチル/15thアルバム『SUPERMARKET FANTASY』の特色
ジャケット写真からもわかるように、『SUPERMARKET FANTASY』はかなりポップなアルバムになっている。
収録曲のほとんどがキャッチーでポップなものになっている。
また『HOME』の欠点でもあった中だるみ感が本作では完全になくなっている。
>>>"優しさ"に特化した70分越えの大作!13thアルバム『HOME』【アルバムレビュー】
多種多様な曲が収録されているので飽きがこない。
しかもキャッチーな曲が多いので、聴いてて心地よい。
個人的に本作は『HOME』の完成版であると思っている。
『HOME』からミスチルがやってきた"日常に寄り添った優しい音楽"の到達点が本作だろう。
タイトルの『SUPERMARKET FANTASY』もどこか『HOME』と似ている。
桜井曰く、「スーパーマーケットというのは消費文化の象徴。本作には大きなタイアップの付いた曲がたくさん入っているけれど、大量に消費されるからこそ起きる奇跡のようなものを信じて音楽をやっている。消費されることをポジティブに捉えたアルバム」、「こちらから自発的にメッセージを発しようとはしていない。聴いてくれる人が生活の中で、お茶請けにでもしてくれればいい」と語っている。
つまり、『SUPERMARKET FANTASY』スーパーマーケットのように聴き手の日常に寄り添った作品。
そのため、ある意味作為的にキャッチーで一般受けしやすい曲を多く収録してあるのだ。
ひとこと
"大衆受け"を肯定的にとらえたアルバム
ミスチル/15thアルバム『SUPERMARKET FANTASY』の全収録曲レビュー一覧
クリックすると各曲のレビュー記事へととびます。
2.HANABI(33rdシングル)
3.エソラ
4.声
5.少年
6.旅立ちの唄(31stシングル)
7.口がすべって
8.水上バス
9.東京
10.ロックンロール
11.羊、吠える
12.風と星とメビウスの輪
13.GIFT(32ndシングル)
14.花の匂い(配信限定シングル第一弾)
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まとめ
とても聴きやすいアルバムなので、ファンになりたての方にはもってこいだ。
シングル曲以外にもキャッチーな曲が多いので、飽きずに聴くことができるだろう。
ベストアルバムを除くと、ミスチル最後のミリオンセラーアルバムなのでぜひ手に取ってみて欲しい。
ひとこと
ラストミリオンアルバム