3rdアルバム『BREAK THROUGH』のエンディングナンバー。不倫ソングでありながら、ポップで疾走感のある1曲に仕上がっている。また、ファンからの人気もかなり高い。
この記事の概要
- 「STARDUST TRAIN」のみんなの評価は?
- 「STARDUST TRAIN」とは一体どういう曲なのか?
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B'z/3rdアルバム収録曲「STARDUST TRAIN」
そもそも「STARDUST TRAIN」って?
B'zが1990年2月21日に発売した3rdアルバム『BREAK THROUGH』の収録曲であり、エンディングナンバーである。
ポップで疾走感のあるナンバーになっているため、挑戦的な曲が多い3rdアルバムをある意味"安心して"聴き終えることができる。
また、ファンの間ではかなりの人気曲になっている。
「STARDUST TRAIN」はファンに人気
ファンクラブのアンケートでは2014年「まだ自身は聴いたことがないけれど、いつかLIVE-GYMで聴きたいと夢見ている曲」のアンケートで5位、2017年の「LIVE-GYMで聞いてみたいB'zナンバー」のアンケートでは8位に「STARDUST TRAIN」は選ばれている。ちなみにどちらのランキングも「STARDUST TRAIN」が上位の中で最も古い曲である。
なぜこれほど人気なのか稲葉松本も分かっていないはず笑。
なにせ「LIVE-GYMで聞いてみたいB'zナンバー」とあるとおり、ライブでは滅多に演奏されないのだ。
収録アルバム『BREAK THROUGH』発売後のライブ「B'z LIVE-GYM "BREAK THROUGH"」ですら収録曲の中で唯一演奏されなかった。
なぜ「STARDUST TRAIN」はこれほど人気なのか?
なぜ「STARDUST TRAIN」はファンからこれほどの人気を得ているのだろうか。
これは収録順が理由の一つであると私は思う。
収録アルバム『BREAK THROUGH』は挑戦的な曲が多い。
特にアルバム後半は挑戦的な曲の比率がかなり高い。
そんな挑戦的な曲(つまりマイナー曲)が続いたあとにキャッチーな「STARDUST TRAIN」は収録されているのだ。
直近収録曲
そのため、相対的に「STARDUST TRAIN」が良い曲に聞こえるのだ笑。
もちろんキャッチーで耳に馴染みやすい曲ではあるのだけれど、正直ランキング上位に入るほどではない。
3rdアルバムに収録、さらにはマイナー曲の後に収録されていることで、この曲は人気を得たのだ。
ひとこと
前曲「SAVE ME!?」なんてほんとマイナー笑
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「STARDUST TRAIN」のみんなの評価は?
ひとこと
やっぱ評価高い!
ここからは管理人の「STARDUST TRAIN」独自解釈!
【STARDUST TRAIN/歌詞解釈①】禁断の恋に魅せられた二人
爽やかな曲調だけれど、歌詞は不倫をテーマにしている。
不倫相手と電車に乗り"どこか"へと向かう主人公。
まさにタイトルの「STARDUST TRAIN」には"二人を乗せた電車が闇を越えて二人だけの世界に連れて行ってほしい"という願いが込められている。
冒頭の歌詞を引用したので見てほしい。
終点のない列車ならよかったのに・・・
遠くへ遠くへと行きたいという想いが反映されている。
不倫という禁断の恋に魅せられた二人。
そんな二人を乗せた電車は現実からの逃避を暗に比喩しているのかもしれない。
ひとこと
二人の"到着駅"ははたして・・・
【STARDUST TRAIN/歌詞解釈②】昔からの知り合いである人妻との恋
主人公にパートナーがいるのか明らかにされていない。
ただ不倫相手に関しては、家庭を持っていることが2番の歌詞でわかる。
昔と変わらないね 微笑みかける口元は 明日になれば君の街で幸せな家庭に戻っていくのか
人妻との恋。
さらに言えば、昔からの知り合い。
"君の街"という表現が2ndアルバム収録の「NEVER LET YOU GO」を連想させる。
>>>浮気をする主人公の葛藤とは?「NEVER LET YOU GO」~歌詞の意味とは?【歌詞解釈】
メモ
思えば「NEVER LET YOU GO」も禁断の恋を描いた曲だった。
この曲に関しては"家庭"という表現がでてくるから生々しい。
はたして、主人公と人妻の恋はどうなるのか。
曲中では結末は明らかにされていないが、不倫だからどうもハッピーエンドは望めない(^_^;)。
ひとこと
あくまで不倫だからなぁ
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まとめ
アルバムのラストを飾る疾走ポップ。
ファンの間でも人気な不倫ソングなので一度は聴いてみてほしい。
ちなみに非公式アルバム『Flash Back-B'z Early Special Titles-』ではなぜかイントロのキーボードがカットされている。
ひとこと
さすが非公式だけあって改悪だ(^_^;)