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B'z初の公式両A面シングル。前作「LOVE PHANTOM」を含む1995年に発売されたシングル全てがインパクト大だったので、本作はどうしても影が薄く感じてしまう。売上的にもかなり減少するので、1995年までの勢いが下火になったことは否めない。
この記事の概要
- 「MOVE」のみんなの評価は?
- 「MOVE」とは一体どういう曲なのか?
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B'z/19thシングル「MOVE」
そもそも「MOVE」って?
B'zが1996年3月6日に発売した19thシングル。
19thシングルはB'z初の公式両A面シングルである。
発売当時、10thシングルの「BLOWIN'」は両A面と紹介されていた。しかし、現在は単独A面に修正されている。よって、公式に両A面シングルとなったのは19thシングルから。
19thシングルに関する背景などはもう一方のA面「ミエナイチカラ 〜INVISIBLE ONE〜」のレビュー記事を見てほしい。
>>>"ぬ〜べ〜"の主題歌になった1曲「ミエナイチカラ 〜INVISIBLE ONE〜」~歌詞の意味とは?【歌詞解釈】
「MOVE」は「ミエナイチカラ 〜INVISIBLE ONE〜」よりもハードなロックソング。
正直、「ミエナイチカラ 〜INVISIBLE ONE〜」単独A面でも良かったのでは?と思ってしまう(^_^;)。
松本曰く、19thシングルが両A面になった理由は「どちらも出来がよく、両方ともタイアップが付いたから」らしい。
かなりハードなので、好き嫌い分かれそう。
これまでのA面の中では最もハードロックしている。
個人的には歌詞が大好きなので、歌詞だけでも価値がある1曲だと思っている笑。
進研ゼミ中学講座のCMソングになった!若かりし田臥勇太も出演!
「MOVE」は進研ゼミ中学講座のCMソングになった。
このCMは1995年12月から放映されていたため、「ミエナイチカラ 〜INVISIBLE ONE〜」よりも「MOVE」の方が先に世に知られていた。
こんなハードロックソングが進研ゼミのタイアップだったとはかなり驚き(^_^;)
たしかに、2番の冒頭の歌詞"You're too young まだお若いのに疲れて~"は完全に若者に向けたものになっているので、"進研ゼミらしさ"はある笑。
ちなみにこのCMには、当時14歳だったバスケットボール選手の田臥勇太(たぶせ ゆうた)が出演している。
また、同じくバスケットボール選手のパトリック・ユーイングも出演している。
ひとこと
「ミエナイチカラ 〜INVISIBLE ONE〜」の方がキャッチーで一般ウケしやすい
「MOVE」のみんなの評価は?
ひとこと
歌詞が最高!
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ここからは管理人の「MOVE」独自解釈!
【MOVE/歌詞解釈①】人生は何でもありなんだから、MOVEしまくれ!
もう一方のA面「ミエナイチカラ 〜INVISIBLE ONE〜」と同じく、「MOVE」も聴き手を鼓舞させるような人生応援歌になっている。
特に、歌詞に関しては「MOVE」の方が心揺さぶられる。
タイトルの「MOVE」は"動け!"という意味。
つまり、この曲が伝えたいメッセージは「人生は何でもありなんだから、MOVEしまくれ!」。
サビの歌詞を引用したので見てほしい。
何をとまどうの ボクは今 何でもありの人生の中で ひとりよがりの悩みなど ほうり投げたら笑えよ MOVE ON, MOVE ON, NOW
人生は何でもあり。
悩んでばっかりでは時間の無駄。
「どうせなら行動しまくって、楽しいことをしよう!」
"何でもありの人生"という言葉だけでも、非常に強力なエネルギーを秘めている。
ひとこと
"何でもあり"とはいえ、法を犯したりしてはダメ!笑
【MOVE/歌詞解釈②】楽観的に生きていこう!
Cメロの歌詞を引用したので見てほしい。
寝て暮らすのも 街を捨てるのも 恋に溺れるのも このボクの自由
この歌詞、ほんとに最高!
サビで登場した"何でもありの人生"をより細かく表した歌詞。
何をしたって自由。
"寝て暮らす"、つまりニートになってもOK。
"街を捨てる"、つまり放浪者になってもOK。
"恋に溺れる"、つまり恋人に自分の全てを投げ打ってもOK。
なんだか生きることが楽になる。
こういう楽観的な考え方は絶対に持っておくべきだと私は思う。
"何でもありの人生"を生きている以上、自分を縛る悩みや不安なんて無価値。
どうせ消えてなくなる有機物の私たち。
この曲を聴けば、今まで以上に人生を楽しめることができる!
ひとこと
この先も、この曲に何度も救われることだろう
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まとめ
もう一方のA面「ミエナイチカラ 〜INVISIBLE ONE〜」の方がキャッチーでシングルらしい。
>>>"ぬ〜べ〜"の主題歌になった1曲「ミエナイチカラ 〜INVISIBLE ONE〜」~歌詞の意味とは?【歌詞解釈】
結局、「MOVE」はベストアルバムシリーズの"Pleasure"および"Treasure"には収録されなかった。
「ミエナイチカラ 〜INVISIBLE ONE〜」は1998年の『B'z The Best "Treasure"』、2008年の『B'z The Best "ULTRA Pleasure"』に収録された。
そのため、A面だとしてもやはり影が薄い。
でも、歌詞の素晴らしさは最強。
本当に誇張無しで、この曲を聴けば悩みや不安は吹き飛ぶはず。
ひとこと
悩んでいる人はぜひ聴いてほしい!