収録アルバムのタイトルナンバー。もちろんアルバムの中では最も群を抜いて有名であり、人気のある曲だ。B'z自身を描いた歌詞、B'zらしいキャッチーなメロディー、どれをとっても圧倒的な完成度。節目では必ずといっていいほど演奏される。これほどまでに感動する曲は中々ない。
この記事の概要
- 「RUN」のみんなの評価は?
- 「RUN」とは一体どういう曲なのか?
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B'z/6thアルバム収録曲「RUN」
そもそも「RUN」って?
B'zが1992年10月28日に発売した6thアルバム『RUN』の収録曲であり、タイトルナンバーである。
メモ
元々は先行シングルの「ZERO」をアルバムタイトルにするはずだったが、こちらの方が相応しいということで『RUN』に変更された。
もはやファンなら知らない人はいない大名曲である。
スタッフおよびB'z自身に向けた歌詞が他曲とは一線を画す"メモリアル感"を生み出しており、節目のライブでは必ずといっていいほど演奏されファンの涙を誘う。
というかファンになりたての頃は、「RUN」は10周年とか20周年のときに製作された曲かと思っていたが、まさか普通にオリジナルアルバム収録曲だとは思いもしなかった。
収録アルバム『RUN』もデビュー4周年目に発売されたりと、別に節目でははない。
B'zを好きになればなるほど、「RUN」により感動させられてしまうであろう。
私はもう冒頭の"よくまあここまで俺たち来たもんだな"という歌詞から感動してしまう笑。
感動的な歌詞のほかにも、しっかりとB'zらしいキャッチーで疾走感のあるメロディーもたまらなく良い。
ぜひB'zをまだあまり知らない人は「RUN」を聴いてほしい。
きっとB'zが好きになるはずだ。
RUN -1998 style-
1998年に発売されたベストアルバム『B'z The Best "Treasure"』では「RUN -1998 style-」というアレンジバージョンが収録されている。こちらはコーラスから始まり、歌い方やメロディーが原曲から変わっている。また演奏終了後に隠しトラックとして25thシングル「HOME」のアコースティックバージョンが1分弱流れる。個人的にはやっぱり6thアルバム収録バージョンの方が好きだ。
ひとこと
泣ける名曲
「RUN」のみんなの評価は?
ひとこと
言うまでもなく高評価に決まってる!
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ここからは管理人の「RUN」独自解釈!
【RUN/歌詞解釈①】何もないところから頼りなく始まった
B'zのことを歌った1曲なので、歌詞が非常に感動的。
例えば次の引用した歌詞を見てほしい。
何もないところから頼りなく始まって 数えきれない喜怒哀楽をともにすれば 時の流れは妙におかしなもので血よりも濃いものを作ることがあるね
最高の歌詞である。
今でこそ国民的となったB'zだけれど、引用した歌詞のとおりまさに何もないところから頼りなく始まった。
なにせデビュー作なんかは正直聴いてられないくらいの低い完成度だった笑。
>>>原点はここにある!1stアルバム『B'z』【アルバムレビュー】
でもそこからいろんなことがあり、当然のようにミリオンヒットを連発して、いつしか確固たる地位を築いていったのだ。
こうしてB'zの歴史を追うと、いかにこの引用した歌詞に稲葉の想いが込められているかがわかる。
様々な喜怒哀楽をともにしてきた稲葉と松本。
二人の間には血よりも濃いもの、つまり家族以上の絆が存在している。
ひとこと
本当にたまらない歌詞だ
【RUN/歌詞解釈②】この曲があくまで普通のアルバム収録曲として発表された理由
この曲に込められたメッセージはかなり熱い。
熱すぎる。
2番の歌詞を引用したので見てほしい。
これは一生の何分の一なのかなんて よくできた腕時計で計るもんじゃない 約束なんかはしちゃいないよ 希望だけたち上る だからそれに向かって
この曲が節目の年とかに発表されず、普通にアルバム収録曲として発表された理由が、この歌詞を見ればわかるような気がする。
引用した歌詞が伝えたいことは「いちいち今年は何年目とか計ってなんかいられない。ただただ俺達は走り続けるだけだ」ということだろう。
まあ何周年記念ライブとかはやっているけれど、それはあくまでファンのためでもあり、お金が関わる色々なしがらみがあるからね(^_^;)
音楽が好きでたまらないからこその熱いメッセージだと思う。
ひとこと
素晴らしいメッセージだ
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まとめ
とりあえず、聴いてほしい笑。
B'zのための歌だけでなく、聴き手である私たちも励まされる歌詞が多数登場するため"応援歌"として捉えることも可能だ。
もはや「RUN」はほぼ全てが名歌詞である。
最後に私の好きな歌詞を引用して終わりにしたい。
死ぬならひとりだ 生きるなら ひとりじゃない
ひとこと
ほんとに良い曲だから絶対に聴いてほしい!