7thアルバムにおける、DISC 1のエンディングナンバー。歌詞もメロディーもかなりアメリカンチック。ただ、印象は薄い。前曲「赤い河」が大作でいかにもエンディングらしい名曲だったので、どうしてもこの曲の好感度が下がってしまう(^_^;)。
この記事の概要
- 「WILD ROAD」のみんなの評価は?
- 「WILD ROAD」とは一体どういう曲なのか?
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B'z/7thアルバム(DISC 1)収録曲「WILD ROAD」
そもそも「WILD ROAD」って?
B'zが1994年3月2日に発売した7thアルバム『The 7th Blues』の収録曲。
DISC 1におけるエンディングナンバーである。
『The 7th Blues』はDISC 2もあるので、この曲は全然エンディング感がない。
正直、前曲「赤い河」でDISC 1は終わらせて欲しかった。
>>>自殺したいほど苦しんでる人に聴いてほしい名曲「赤い河」~歌詞の意味とは?【歌詞解釈】
「赤い河」があまりにも大作過ぎて、この曲はなんか"おまけ感"が出てしまっている(^_^;)。
また、"WILD"とつくためか、5thアルバム収録曲「WILD LIFE」とどうしても被ってしまう。
>>>稲葉が苦労して制作したラブソング!?「WILD LIFE」~歌詞の意味とは?【歌詞解釈】
歌詞もメロディーも『The 7th Blues』らしいアメリカンチックだけれど、印象は薄い。
申し訳ないけれど、個人的には捨て曲・・・。
ひとこと
途中で入る女性の語りもなんかダサい・・・
「WILD ROAD」のみんなの評価は?
ひとこと
とてつもなくアメリカンな雰囲気が漂っている
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ここからは管理人の「WILD ROAD」独自解釈!
【WILD ROAD/歌詞解釈①】茨の道でもひたすら突き進む!
ひたすら進んで進んで進みまくる。
そんな内容の1曲。
タイトルの「WILD ROAD」とは日本語では"野生の道"という意味。
ただ、それだとよくわからないので、意訳だけれど"茨(いばら)の道"という訳が合っていると思う。
冒頭の歌詞を引用したので見てほしい。
ハンドルをとられるよ 気を抜いたら かなり荒れてるこの道 あと数十キロ 次の宿まで 走ればしこたま飲める
冒頭の歌詞だけでも、この曲のアメリカンな感じが伝わると思う。
ひたすら茨の道を突き進む主人公。
こういう道をテーマにした歌というのは、基本的に"人生"の例えになってることが多い。
というか、道=人生とした方が解釈するのが楽しい(^_^;)。
この曲も例に漏れず、"人生"の例えになっているはず。
引用した歌詞の"荒れてる道"というのは、主人公の現状を意味している。
つまり、精神的に危うい状況にいる主人公なのだ。
それでも、ひたすら人生をまっとうする。
その理由がサビの歌詞で明かされている。
I'm on the WILD ROAD ぎりぎりまで行こう 終りはいつでも側にある 待っていらんないよ根を張って ひたすら進むだけ
"終り"とは"死"と解釈していいだろう。
いつ死ぬかわからないから、今を精一杯生きるしかない。
ひとこと
かっこいい内容
【WILD ROAD/歌詞解釈②】目的もなく、ただただ必死で今を生きる。
主人公に、生きる意味はない。
これは最後の歌詞で明かされる。
永遠のONE THING 自由に追われ のがれのがれ距離稼ぐ 何も手に入れないままで 大地に溶けてゆこう
2番のサビで"I want the one thing"という歌詞が登場する。
つまり、引用した歌詞の"永遠のONE THING"もそうだが、主人公は"永遠の何か"を欲しがっているのだ。
"永遠に消えない何か"とは一体なんなのか。
友情?愛?金?・・・。
結局、主人公の欲しがっている"永遠に消えない何か"は曲中で明かされないため、聴き手それぞれの解釈によって決まる。
ただ、後半部"何も手に~"を見てわかるように、主人公は何も手に入れないままで死にたいらしい。
なぜならば、何かを手に入れてしまうと、責任が生じてしまうからだ。
"自由に追われ~"を見てわかるように、主人公は自由に憧れている。
何にも縛られずに、ただ主人公は生きていくのだ。
ひとこと
目的もなくただただ必死で生きる。
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まとめ
アメリカンチックで荒野を爆走しているイメージが沸く。
かっこいい曲ではあるけれど、さすがに「赤い河」の後だと霞んでしまう。
>>>自殺したいほど苦しんでる人に聴いてほしい名曲「赤い河」~歌詞の意味とは?【歌詞解釈】
この曲でDISC 1が終わるのもなんかなぁ・・・。
ひとこと
DISC 2のエンディングナンバー「farewell song」はいかにもエンディングらしいミディアムソング。「せっかく2枚組にするなら、違う方向性のエンディングナンバーにしたい」という想いがあったのかな